()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||85<黑屏2>m_va_those_who_dwell_in_shadows:……行動終了。
()||<震屏>:……バン!+……ステラは【傘】ウィルスに感染した人形を操って、総理執務室のドアを破った。
Stella(2)ステラ||:WA2000、外の警戒をお願い。
()||:……ステラはテーブルの下からドロシーを引きずり出した。
Dorothy(2)ドロシー||:キャアアアァァァァァァーー!
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:やはりここにいたのか、ドロシーちゃん。+そんなにこの勲章たちと一緒に死にたいのかい?
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:うう……降参!もう降参するよ!+ななな、なにが欲しいの?//nお金?それとも、キラ☆ミキの握手券?
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:キラ☆ミキの握手券は欲しいが、それはお金で何とかする。
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:じゃ……じゃあその猫耳を直してあげるとか?
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:これは猫耳じゃない!+まったく、キャットブーマーすら知らないやつを総理に選んだなんて!//nお前、他に関心を持ってることがないのか!
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:今……あたしに対して何をしたいのかについて少し……
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:Youturboの生放送でお前を少しずつ解体してやりたいところだが、そんなことしたら欲しい答えが得られなくなる。+とにかく、テラ・コンピューターとアルマは何処だ?//nどれか一つだけでも答えを教えてもらうぞ!
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:あたしの頭を解体しても、答えなんて出てこないよ!//nだって本当に知らないんだから!
Stella(2)ステラ||:そうかい?ならそれでいい、これも計算の内だ。
()||:……ステラはドロシーを下した。
Stella(2)ステラ||BGM_Empty:お前を少しずつ解体して、あの【アナ】ってやつが答えを教えてくれるかどうか試してみよう。
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:……+なんで……+その名前まで知ってるの?
Stella(2)ステラ||:隠れてた間に色々調べていたものでな。
()||:……ドロシーは暫く黙り込み、そして大きくため息を吐いた。
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||m_va_reminiscence:ステラ。//nあの日、あなたが何か調べているってわかった時点で、あなたを殺すべきだったね。
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:ドロシー。あなたはそういう悪人じゃないから、手を下せないのだろう。+【アナ】の存在は知っている、あれがあなたの姉であることも知っている。//nそしてあなたが従っているのはテラ・コンピューターでもグリフィンシティでもなく、あいつだ。
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||:確かにその通りね。//nそれで?あなたに何ができるの?
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:知れたことを!テラ・コンピューターを隠したのはあいつだ!+早くあいつを探し出して、テラ・コンピューターを元に戻して、そして砂雨からグリフィンシティを救う!
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||:だからあたしを?//n……ステラ。あなたはお姉ちゃんのこと、全然分かってないんでしょ?+お姉ちゃんはあたしのことなんてどうもいいの。//nあたしを人質にしても無駄だから。+今あたしの舌を引き抜いて、寿司のネタにしてワサビをつけても、お姉ちゃんは顔色一つ変えないわ。
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:あなたの身分証明を確認したことがある。//nあいつはあなたを自ら引き取ったんだぞ。
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||:お姉ちゃんが自らあたしを引き取ったのは、あたしを欲しいように育てて、道具にするため。
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:ああそうだ、そうなんだ!//n少なくとも、今あなたがやっていることは、栓抜きでカンビールを開けてるようなもの。+無駄に砂を海に押し流して、グリフィンシティを娯楽に溺れさせて、生きたまま死ぬのを待たされてるだけだ!
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||<震屏>:だって死ぬのを待つしかないんじゃない!+ステラ、あたしのお姉ちゃんはこの世界で最も危険で最も謎深い人……+あなたじゃ見つけることはできないし、仮に見つけたとしても、相手にすることはできないのよ!
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:まさか、あなたでもあいつの正体が分からないのか?
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:分からない、あれが何なのかすら分からないの。//n人間?それとも人形?+あれはいつも幽霊のようにあたしの頭の中に現れて、そしていなくなるの。//nもしかしかしたら、あれはただのメンタルのバグなのかもしれない、でもどうやってもバグを検知することができない。
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:あれが世界の終わりを待ち望んでいることしかあたしは知らない……//nあたしじゃ、なにもできないの……
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:あたしはただ……世界が終わるまでに……みんなが満足して死ねるように……
Dorothy(2);Stella(2)||:……ドロシーは泣きながら口を噤んだ。
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:世界の終わりを目の前にして、満足しながら待てるやつなんて誰一人いない。//n全力で抗う以外、選択肢はないんだ。
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:「死」はあたしたちリリムにとってあまりにも実感がないことなの、ステラ。//nだからあたしじゃあなたたちのことは理解できない……+あたしの死に対する恐怖心は全てプログラムでできている。//nでも、あたしが本当に怖いのは、グリフィンシティと友達を失うこと。
Dorothy(2);Stella(2)ステラ||:だが私は座して死を待つなんてしないぞ、ドロシー。+「勝利する道を探し続ける」――たとえ死ぬとしても、私はこういう死に方を選ぶ。+だから、助けてくれるかい?//n今ならまだ、選ぶことができる。
Dorothy(2)ドロシー;Stella(2)||:……+あなたじゃ勝てるとは思えないけど、その考えは分かった……+いまなら、少し考えてみても――+…………
()||BGM_Empty:……しかしなぜか突然、ドロシーは一瞬だけ口を止めた。
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||:……でも、もう遅いみたい。
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:ドロシー……?
Dorothy(4)ドロシー;Stella(2)||:……来るよ。
Dorothy(4);Stella(2)ステラ||:なにが?
Dorothy(3)ドロシー;Stella(2)||:違う……感じるの……+あたしの体が……言うこと聞かない……+どうやって?!//nこんな感じてあたしの体を操ったことなんて今までなかったのに!
Dorothy(3);Stella(2)ステラ||:どうしたの、ドロシー!
Dorothy(3)ドロシー;Stella(2)||<黑屏1>:ごめんなさい、ステラ……
()||9:……+…………+……ドロシーの体の中からノイズみたいな音がする。
Stella(2)ステラ||:……ドロシー?
多萝西?()ドロシー?||m_va_synthestitch:あたしは誰?+わたし、本当に生きてるの?
()||:……そして、ノイズの中から薄っすらと、気味の悪い笑い声が聞こえる。
多萝西?()ドロシー?||:あなたたちにとって、わたしは特別な存在。+わたしが、あなたたちの全て。+……一つになる時が来たのね。
()||<黑屏1>:……ドロシーの体からのノイズ音が激しくなった。+……そして突然、また静かになった。+…………
Dorothy(0)ドロシー?||m_va_those_who_dwell_in_shadows8<睁眼>:初めまして……+こんばんは、ステラ・星井さん。+わたしが、【アナ】よ。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:いい南半球だ、アナ。やっと会えたな。+あなた、自分の妹の体を乗っ取ったのか?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:そう、じゃないとわざわざリリムを引き取る必要がないものね。+リリムよりも、わたしはわたしの同類たちをからかうのが好きだから。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:あなたの同類?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:あなたと同じ、わたしは人間だよ、マイハニー。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:DFC-72に憑ける人間なんて見たことないぞ。
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:ステラ、生命には様々な形があるのよ。+わたしの場合は……もっと特別な存在として、そう、ある意味では「神」のようにね。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:……あなた、何歳?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:精神年齢なら、多分青春真っ只中の女子高生?+そんな怖い顔しないでよ、ステラ。//nこの世界であなたの知らないことなんていくらでもあるのよ。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:なぜ今になって姿を現した?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:だってもう自分を隠す必要がないもの。+今この時に、必要な「ピース」は全て揃ったのよ。+あとは最後の、ちょっとした「検査」だけ……
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:なにをするつもりだ、アナ?+なぜテラ・コンピューターを隠した?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:あら?+本当にわたしがやったと思ってるの?
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:それ以外に何が?他に誰がこんなことをする?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:でも、一つだけ間違ってないことがあるのよね。//n確かに、わたしはテラ・コンピューターを探し出して、この世界を滅ぼそうとしている。+ただ、今の方法じゃ遅すぎて、性に合わないの。+それでもだいぶ寛大なつもりなんだけどね。//nかわいそうな妹にみんなを騙すチャンスを与えて、あなたたちにもこの運命を受け入れられるようにして。+それでも、あなたはベッキーの小さな夢を壊しちゃった。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:ベッキー?誰のことだ?+まぁそれはどうでもいい。//nいいか、よく聞け、私はただこのまま死を待つのが嫌なだけだ。
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||:もしわたしがあなたなら、わたしもそうするでしょうね。//nでも残念、わたしはあなたじゃない、だからそうしない。+わかるでしょ?もう何もかも……どうでもよくなったのよ。
Dorothy(0);Stella(2)||:……パチン!+………とアナは指を鳴らした。
Dorothy(0);Stella(2)ステラ||:な……なにをした?
Dorothy(0)アナ;Stella(2)||BGM_Empty:今までにできなかったことを……+……世界にちょっとした迷惑を。
WA2000(0)WA2000<通讯框>;Stella(2)||m_va_march_of_the_white_knights:ステラ!ホワイトナイトの機甲が大量に降下してきたわ!+数が多すぎる!しかもこいつら……こいつらは……
WA2000(0);Dorothy(0)アナ||:ずっと前から試してみたかったんだよね、ホワイトナイトVSグリフィン。+あの白いデカブツならちっぽけなダイナゲートよりは使えるはずでしょ。
WA2000(0)WA2000;Dorothy(0)||:ホワイトナイトの機甲が暴走しているわ!現場にいる人形たちを襲ってる!+今ホワイナイトの人形と人間部隊が対処にしているけど、暴走している機甲が多すぎるのよ!
WA2000(0);Stella(2)ステラ||:自分の安全を最優先して!こっちは何とかするから!
WA2000(0)WA2000;Stella(2)||:それからどうするのよ、まだ計画を続けるつもり?
Stella(2)ステラ||:続けられるかどうか分からないが……+これだけは言っておく。//nどうやらこの展開は……ちょっと私の想像を超えてきたな。+あのアナの本質は、私の想像よりも恐ろしいかもしれない。
Dorothy(4)アナ||:怖がってるの、ステラ?//nこの真実を知って後悔した?
Stella(3)ステラ||<黑屏1>:むしろ興奮しているのだよ、アナ。+もともとはあなたの存在を確かめたかっただけだったが、今私はあなたと対面している。+この三年間の調査結果は、私の予想よりも正しかった。
安娜()アナ||9<黑屏2>:正しい?……それはあなたが決めることじゃないのよね。+グリフィンシティの主として……+……あなたの調査結果を査定してみましょうか。