()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||4<黑屏2>BGM_Sunshine:私たちは飛行場の隅に立っていた。//n柔らかな陽射しと爽やかな風が、一段と心地よさをもたらしている。+やがてへリアンさんの言葉通りに、一機のヘリがゆっくりと降りてきた。+ハッチが開くと、武装した二名のPMC兵士が現れ、//n背後にいたクルーガーさんを護衛した。
()||:私とカリーナは背筋を伸ばし、共に敬礼をした。
指挥官()指揮官||:グリフィンS09地区作戦指揮官及び後方幕僚、お迎えに参りました!
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:久しぶりだな、指揮官。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:クルーガーさん、ご無事で何よりです。
()||:クルーガーさんはいつもの赤いコートを身につけていた。//nしかしやつれた顔からは依然として、憔悴した様子が伺える。+きっと、私たちの見えないところで、彼も抗い続けていたのだ。+クルーガーさんのヘリに続き、さらに何機かのヘリが着陸し、//n自動荷下ろし台から物資を基地内へと搬入し始めた。//nおそらく、新しい人形素体か何かだろう。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:ほら、そう畏まるな。まずは基地に戻ろう。+話は歩きながらだ。
NPC-Kyruger(0);NPC-Kalin(8)カリーナ0.1||:クルーガーさん――!
NPC-Kyruger(0);NPC-Kalin(4)カリーナ||:ご無事でしたか?//n軍との演習の時から、ずっと連絡がつかないままでした。+噂で軍に逮捕されたと伺って……//nあいつらに虐待されませんでしたか?//nご飯はちゃんと食べられました?お怪我はありませんか?
NPC-Kyruger(0)クルーガー;NPC-Kalin(4)||:心配するな、カリーナ。//nお前たちと比べたら、私の受けた仕打ちなど大したものではない。+だが、逮捕された時は、さすがに戻って来れるとは思っていなかった。+よもやグリフィンが存続できるとは、思いもしなかった。+何もかもお前のおかげだ。ありがとう、指揮官。
NPC-Kyruger(0)指揮官;NPC-Kalin(4)||:部下として当然のことをしたまでです。
NPC-Kyruger(0)クルーガー;NPC-Kalin(4)||:いいや、これはお前の責務を遥かに超えている。+話は古い友人から聞いた。//nお前たちが多大な代償を支払ったと。+私たちはお前に感謝しなくては。//nそれにカリーナ、そして我々に代わって戦ってくれた大勢の人形たちにも。
NPC-Kyruger(0)指揮官;NPC-Kalin(4)||:少しでも世界を良くできるなら、この程度の代償など安いものです。
NPC-Kyruger(0)クルーガー;NPC-Kalin(4)||:指揮官、初めて会った時とは随分変わったな。+今のその眼差し、なかなかだ。
NPC-Kyruger(0);NPC-Helian(0)ヘリアン||:クルーガーさん、部屋の用意ができました。+こちらへどうぞ。
NPC-Kyruger(0)クルーガー;NPC-Helian(0)||:ご苦労。指揮官、話は一旦切り上げよう。//nより正式な事柄については、後の会議に残しておこう。
NPC-Helian(0)ヘリアン||:指揮官、カリーナ。//n遠路はるばる基地へと戻って疲れただろう、まずは休め。
NPC-Helian(0);NPC-Kalin(4)カリーナ||:うぁ……そう言われると、なんだか急に力が抜けて来ました。
NPC-Helian(0)ヘリアン||:まずは、自分の基地に馴染むことだ。//n久しく戻っていなかったのだろう、指揮官?+夜には宴会を設けてある。//nその後、クルーガーさんは貴官と二人で話がしたいそうだ。
NPC-Helian(0)指揮官||:了解しました。
()||:クルーガーさんとへリアンさんは、エレベーターで通路を離れた。+カリーナは疲れていないからと、送られてきた物資の点検に向かった。+私はしばらく考えた末、自分のオフィスへと戻り、時間を潰すことにした。
()||GF_Memorial:執務室へと向かう道は静かだった。+昔なら、ここはいつも人形たちの声で溢れていた。//n笑い声、話し声、或いは単純な足音。+だが、今は何もない。+生き残った人形はほんのわずかだ。通路は静まり返っていた。
指挥官()指揮官||:……まさか、こうも静かな日が訪れるなんてね。
()||<黑屏1>:
()||8<黑屏2>:オフィスに充満するカビの臭いに、私は思わず鼻をすすった。+だがなぜか、その臭いは私に奇妙な安心感をもたらした。+私は窓を開けて換気を行い、そのままソファーにもたれかかった。+すでに休憩は取っているにもかかわらず、//nどこからともなく疲労感が湧きあがってくる。+ソファーに身体を沈めていた私は、//n知らず知らずのうちに目を閉じていた。+馴染み深い環境でのひと眠りは、異常なほどに安らかだった。
()||<黑屏1>:
()||9<黑屏2>BGM_Empty:……かなり時間が経ったようだ。
???()???||:どんなに偉大な人間だろうと、睡眠中は等しく脆弱なのね。
指挥官()指揮官||:……
???()???||:つまり睡眠中の人間こそ、真の意味で絶対的平等にある。+面白い発見だわ。
()||:夢の中で、誰かの話し声が聞こえた。+よく知っているようで、誰のものなのかすぐには思い出せない。+最近聞いた……誰の声だったか?
???()???||:仕方ないわね、話はあれど、急ぐことでもないし。+そうね……ここで座っていましょう。
()||:私の人形なのか?
???()???||:寝顔は意外と可愛いのね。+あれだけの事をしでかした人間には、とうてい思えないわ。
()||:突然、ドアが開く音がした。//n何者かが慌てて部屋に入ってきたようだ。
???()???||<黑屏1>:そこにいるのは誰だ!?
()||8<黑屏2>BGM_Hello:私が目を覚ますと、SL8は銃を構えて私の方を警戒していた。//n私が体を起こすのを見て、彼女も銃を下ろす。//nしかし彼女の視線は、依然としてソファー横の椅子に注がれていた。+彼女の視線を追うと、//nそこには椅子にのんびりと座るダンデライオンの姿があった。
SL8(2)Gr SL8||:誰もいないか……指揮官以外の声が聞こえたと思ったんだが……+それに……姿が見えなくとも……
()||AVG_weapon_reload:SL8はボルトを引いた。
SL8(2)Gr SL8||:埃、温度、布のシワはごまかせないぜ!+誰だ?出て来い!
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:……
()||:ダンデライオンは私に小さく笑いかけると、人差し指を唇に当てた。+彼女の言わんとすることはわかった。//n私は仕方なく溜息をついて、SL8の方に顔を向けた。
指挥官()指揮官||:……大丈夫だよ、SL8。
SL8(2)Gr SL8||:指揮官?
()||:眉をひそめていたSL8だったが、//n指揮官の困ったような表情を見て、ためらいつつも銃を下ろした。
SL8(0)Gr SL8||:なんだ……そういうことか。+分かった、余計なことは聞かない。それでいいんだろ、指揮官?
SL8(0)指揮官||:……すまないね。+他の子にも他言は無用だよ。
SL8(0)Gr SL8||:しゃーない。+休憩邪魔して悪かったな。//nカリーナさんから伝言だ、もうすぐ宴会が始まるってさ。+さっさと支度して、ホールに向かってくれよ。
SL8(0)指揮官||:わかった、ありがとう。すぐに行くよ。
()||:SL8は頷くと、部屋を離れた。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:単純なステルスでは、客観的環境によって痕跡が残ってしまうのね。//nいい勉強になったわ。+次からは決してミスはしないから。
指挥官()指揮官||:それで、オフィスにまで来て何の用?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:あなたが姿を隠せと、他人に見つかるなと言ったのよ。+そこで指揮官のオフィス以上に、//n身を隠すのに適した場所はないと判断したの。
NytoIsomer(4)指揮官||:まさかここの端末から、基地のコントロール権限を奪うつもりじゃないだろうね?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:考えすぎよ。//nここのコントロール権限を奪うのに、//nわざわざあなたのオフィスまで来る必要はないもの。
NytoIsomer(4)指揮官||:それもそうか……
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:安心して、指揮官。この基地の制御システム、とても古いの。+さっき、試してみたけど、あまりにもつまらないからやめたわ。
NytoIsomer(4)指揮官||:そういうことを試す行為すらタブーなんだけど……+それにSL8の反応からして、//nここに身を隠す必要なんてそもそもないのでは?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:それはどうかしら?
NytoIsomer(4)指揮官||:他に話があるのか?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:さすがね、鋭いわ。
NytoIsomer(4)指揮官||:お世辞にしても、誠意がなさすぎる。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:ふふふ、とんでもない。
()||:ダンデライオンは立ち上がり、くるりと一回転してみせた。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:普通の人間にとって、ここは至って普通のオフィスなんでしょうね。+でも私にとっては、//n自分の記憶をどう探そうと見つからない、初めての場所よ。+正直言って、気になるわ。+普通の人間にとって、普通の人生とは一体どういうものなのか。
NytoIsomer(4)指揮官||:……そうか。+あの子たちは、普通の生活を知る機会がなかったからね。+まぁ、私の生活も、とても普通とは言えないけど。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:それでも、あの子たちと比べたら、あなたの人生は十分普通よ。
NytoIsomer(4)指揮官||:なるほど。+私だってあれこれ経験して、//n普通の大切さを十分理解してるつもりだけどね。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:私は自分の目で、あの子たちのためにこの世界を見てみたい。+この世界にはきっと様々な場所が存在するわ。//n目の届く範囲のあらゆる変化に、心を動かされるの。+だから、観察し続けよう思う。十年でも五十年でも百年でも。
NytoIsomer(4)指揮官||:そんなに永く生きていられるのか?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:意識にとって、時間は永遠ではないわ。+そして人間と違い、この体から離れることは、記憶の終結を意味しない。
()||<黑屏1>:
()||139<黑屏2>GF_Memorial:宴会ホールにて。
()||:夜の宴会は大盛況だった。+久しぶりのご馳走に、久しぶりの同僚たち。その夜は歓笑に満ちていた。+私はその時初めて、//nクルーガーさんの救出任務に、別部隊が関わっていたことを知った。+その作戦でも指揮官及び戦術人形が数多く失われたが、//n我々はこの一連の勝利によって、//n合同演習後の軍の影から抜け出すことに成功したのだ。+だがグリフィンという企業の未来は、一体どんなものになるのだろう?+私は窓辺に寄りかかり、//n遠くの電波塔から発せられる赤い光を見つめていた。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:どうした、指揮官?+考え事か?
NPC-Kyruger(0)指揮官||:クルーガーさん。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:礼はいい。+今の平和はお前たちが勝ち取ったものだ。//n我々はもはや単なる雇用関係ではない。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:ですが……
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:古い友人のように語らうのはどうだ?//nお前にだって、聞きたいことがたくさんあるんだろう?
NPC-Kyruger(0)指揮官||:はい、クルーガーさん。
()||:クルーガーさんは私の肩を軽く叩いた。//n私たちは宴会ホールを離れ、屋上へと向かった。+今夜の月はやけに大きく、夜風が涼意をもたらした。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:賑やかだな。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:ええ、こうして皆が喜ぶのを見るのは久しぶりです。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:これまでの記録は見た。//nもし目の前の光景がなかったら、にわかには信じれなかっただろうな。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:私も朝目覚めるたびに、すべてが夢だったのではないかと疑いますよ。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:なにもかもが突然だった。//nその上、我々は選ぶ権力など持ち合わせていない。+すべてを背負わせるのは不本意だったが、お前は見事成し遂げた。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:当然のことです。+あなたに命令されずとも、私は全力でグリフィンを守ります。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:だが、お前は今迷っている。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:…………+口にすべきかどうか、わからないだけです。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:切り出したからには、最後まで言えばいい。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:もう、戻ってから何日も経ちますが……+……未だに、ベルグラードの人々の顔が脳裏から消えないんです。+それに、隔離壁を守るために殉死した軍人たちの顔や……+汚染エリアの、歪んで結晶化した難民たちの顔……+私たちと戦った、兵士たちの顔も……
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:…………+お前はよくやった、指揮官。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:ずっと考えていたんです。+私や、人形たちは、一体何のために戦っているのかと。+多くの者が無意味に死んでいった。//nそれなのに私たちは、こんなところで宴会を開き、//nわけのわからない勝利を祝ってる。+クルーガーさん、私たちは……本当に勝ったんですか?
()||:探るようにクルーガーさんへ視線を向けた私は、//n彼が真っ直ぐこちらを見据えている事に気づいた。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:お前が今日まで生き残ったのには、それなりの理由がある。+お前は私の思う以上に鋭いようだ。+続けたまえ、指揮官。お前の考えは聞くに値する。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:はい。+我々の真の敵は、まだ闇に潜んでいます。+軍の部隊を退けたとはいえ、黒幕からは何の動揺も感じられません。+今回の戦いは、奴らの出鼻を挫いただけに過ぎません。//n奴らは必ず巻き返してくるでしょう。+次の被害者は、我々ではないかもしれない。//nですが、おそらくより多くの命が失われることになる。+なのに、私には何の手立ても思いつかない。//n無力感に苛まれ続けているんです。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:黒幕なんぞは、保安局の連中に任せておけばいい。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:私も、そうやって自分を納得させようとしましたが、//n直感が告げるんです。事はそう単純ではないと。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:お前は優秀だ。グリフィンで最も優れたスタッフだと言っていい。//nゆくゆくは大きな手柄を立てるだろう。+だが、お前の考えることは、//nもはや一介の民間軍事会社にどうこうできる話ではない。+やっとのことで渦中から逃げおおせたんだ、//nそんなことに構ってなどいられるか。+政治に関わるのは危険すぎる、お前にもわかっているだろう。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:わかっています。//nでも、たとえほんの少しでもいい。//n何かを変える事ができれば、多くの者が死なずに済みます。+クルーガーさん、「新世界の輝きとなれ」、あなたはそう言いましたよね?+なら私たちは、この世界を良くしていくべきではないですか?
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:お前はあの軍人どもを見ている、保安局の局長とも接触した。//n奴らは頭が固いか、さもなければ疑い深い連中ばかりだ。//n無論、それも奴らがあの地位に留まっていられる理由の一つでもある。+グリフィンが未だに存在できるのは、奴らがやりたがらない仕事を、//n誰かに代行してもらう必要があるからだ。+それも汚い仕事ばかりをな。+世界を変えるのは、お前の考える以上に困難で、ひどく苦痛を伴う。+グリフィンは確かに何かを変えられるかもしれない。//nだが、その方法は、お前の想像を遥かに超えてゆくだろう。+お前たちはすでに、グリフィンのために多くの犠牲を払ってきた。+だからこそ、再びお前たちを//n不名誉な危険に投じることなど、私にはできない。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:…………
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:こうして生きて戻れたのも、//n私になら奴らの嫌がる仕事を押し付けられるからだ。+だがお前は違う。//nお前はまだ若い、才能もある。どこへ行っても頭角を現すはずだ。+へリアンにグリーンエリアの戸籍を手配させた、//n手厚い補償金も用意してある。+お前が望むなら、//nこのIDを持ってここを離れ、自由な人生を謳歌したっていいんだ。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:ですが……クルーガーさん……
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:恥じ入ることなどない、お前は我々のために十分尽くしてくれた。//nお前には死の縁を離れ、幸せな人生を送る資格がある。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:そんなわけにはいきません。+ここには私の仲間が、戦友がいるんです。//n彼らを見捨てるなんて、私にはできない。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:これからは、何が起こるか分からん。//n再び戦火が燃え上がれば、二度と後戻りはできなくなるぞ。
NPC-Kyruger(0)指揮官||:後戻りなんて、とうに諦めてますよ。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:返事は今でなくていい。よく考えておくことだ、指揮官。+念のため、グリーンエリアのIDカードを渡しておく。+……お前は我々グリフィンの誇りだ。
()||:クルーガーさんは一枚のカードを私に押し付けて、//nもう一度私の肩を叩いた。
NPC-Kyruger(0)クルーガー||:その粘り強さは買うが、時には融通を利かせるのも悪くはないぞ。+また会おう、指揮官。
()||<黑屏1>:
()||82<睁眼>:宿舎にて。
()||:目を覚ますと、再び爽やかな朝が私を迎え入れた。+ベッドで背伸びをした後、//n枕元から着替えを取り出して、朝の支度を始める。+例の青いカードがポケットから滑り落ちた。//n私は一旦服を置き、カードを拾い上げてつぶさに観察し始めた。
指挥官()指揮官||:……+グリーンエリアのIDカードなんて初めて見るな、よくできてる。
()||:カードの縁は綺麗な模様でかたどられており、//n国章の下にははっきりと私の名前が書かれてある。+私はもう一度背伸びをして、カードをゴミ箱に捨てた。+時計を見ると、すでにカリーナとの約束の時間が迫っている。//n私はすぐさまベッドから跳び下りた。
()||<黑屏1>:
()||8<黑屏2>BGM_Sunshine:基地ホールにて。
NPC-Kalin(0)カリーナ||8:指揮官さま、おはようございます!//nあまり良くないお知らせと、良いお知らせがあります。+現在、基地にはスタッフや人形の稼働を支えるに//n十分な量の物資があるにはあるのですが、人手が足りないせいで、//n仕事の多くが展開できない状況です。+で~す~が~、なんと、先ほど物資発送の通達を受け取りました!//n最遅でも明日の午前中に、補給物資の第一弾が送られてきます。
NPC-Kalin(0)指揮官||:よかった。+ハーヴェルから何かメッセージは?
NPC-Kalin(2)カリーナ||:え?ありませんよ。+来たのは物資発送の通達だけですね……//n本当なら、ヘリアンさんからご報告するべき内容だったんですけど、//nどこかへ出かけてしまって……
NPC-Kalin(2)指揮官||:へリアンさんはどこへ?
NPC-Kalin(1)カリーナ||:処理し終えていない仕事があるので、片付けてくると。+修復が終わった人形たちは、すでに持ち場に就いています。//n今ならまだ、二度寝できちゃいますよ、指揮官さま!
NPC-Kalin(1)指揮官||:ありがとう、カリーナ。でも、確かめたい事があるから。
NPC-Kalin(0)カリーナ||:確かめたい?+あ、アンナさんとあの子どもたちですか?+大丈夫ですよ、//nすべてアンジェさんの言いつけ通りに、お世話してますから。
NPC-Kalin(0)指揮官||:アンジェから返信は?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:最初のメッセージ以外は、まだなにも。
()||<黑屏1>:
NPC-AngeStreet(0)アンジェリア<通讯框>||8<黑屏2><通讯框><回忆>AVG_tele_connect:指揮官、手短に言う。+私は今ウィリアムを追っている、あなたの助けが必要だ。+目的地点で落ち着いたらまた連絡する。+アンナたちのことは、よろしく頼む。
()||<黑屏1>AVG_tele_disconnect:
NPC-Kalin(0)カリーナ||<黑屏2><关闭蒙版>:明日にでも、アンジェさんから連絡が来るかもしれません。//nそうしたら、また忙しくなりますね……+なので指揮官さまは、休んでいてください!//n基地には私がいますから、心配いりませんよ!
NPC-Kalin(0)指揮官||:そうか……基地には、かなり危なっかしい連中を隠しているからね。//nどうにも落ち着かなくて。
NPC-Kalin(4)カリーナ||:うーん……それもそうですね。+正直、一番心配なのは……//n指揮官さまのオフィスにいる、ダンデライオンさんなんですけど……
NPC-Kalin(4)指揮官||:……あれは大丈夫だろう。+保安局の人形検査を独自の方法でごまかした上に、//n人間のプロフィールまで偽造してるからね。
NPC-Kalin(4)カリーナ||:いえ、そういう意味の心配じゃなくてですね!
NPC-Kalin(4)指揮官||:というと?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:つまりその、彼女がオフィスに居座り続けるのは、//nさすがにどうかと……指揮官さまに万が一のことがあったら……
NPC-Kalin(4)指揮官||:確かにね。それなら、君のオフィスに置いておくのは?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:えぇ……私、ダンデライオンさんのこと、どうにも苦手で……
NytoIsomer(4)ダンデライオン<通讯框>;NPC-Kalin(4)||AVG_tele_connect:それについてはご心配なく、カリーナさん。
NytoIsomer(4);NPC-Kalin(4)カリーナ||:うわっ!なにこの声、一体どこから……?
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:オフィスにある放送システムを使ったの。//n出かけるのは面倒だし、//n今後はこうしてコミュニケートすることにしたわ。
NytoIsomer(4)指揮官;NPC-Kalin(4)||:基地の制御システムには侵入しないはずじゃ?
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:たまには既存のリソースを利用したってかまわないでしょう。//nそれとも、基地の中をブラブラして欲しいの?
NytoIsomer(4)指揮官;NPC-Kalin(4)||:君のやってることは、基地をブラブラするのと大差ないよ。
NytoIsomer(4);NPC-Kalin(4)カリーナ||:指揮官さま、ハッキング行為は黙認するんですか……?
NytoIsomer(4);NPC-Kalin(4)指揮官||:少なくとも、食堂のシステムを利用して、毒を盛ろうとはしてないからね。+だけど、ダンデライオン。//nやはり、君の考えを確かめておきたい。
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:何を確かめようというの?
NytoIsomer(4)指揮官;NPC-Kalin(4)||:なぜM4と行かず、私たちについてきた?+今までの振る舞いを見るに、//n君に取って一番大事なのは、彼女だけのはずだ。
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:簡単なことよ。+私はルニシアの意識から分離した存在よ。//nしばらく離れたところで、彼女の影響からは逃れられない。+そして彼女は最後まで、あなたのことを心配していた。//n私が彼女の願いを叶えるために、//nあなたの傍に残ろうとするのは当然の成り行きでしょう。+それに言ったはずよ、私はこの世界にとても興味があるの。//nもっと広くて大きな世界を、この目で見てみたい。+その願いを叶えるためには、あなたたちの力が必要不可欠だわ。
NytoIsomer(4)指揮官;NPC-Kalin(4)||:自我を認識するためか……
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:それと潜水艦基地にいた時、私たちの触れた、あの冷たくて懐かしい場所。//nまるで私たちの故郷のような場所。+ルニシアはあの場所の力によって転送されたのよ。//nどうにかして、ルニシアを遥か遠くから連れ戻さなければ。
NytoIsomer(4)指揮官;NPC-Kalin(4)||:ああ、私もそう思うよ。+でも、彼女をどう探せばいい?
NytoIsomer(4)ダンデライオン;NPC-Kalin(4)||:手がかりは自ずとやってくるわ。
NPC-Kalin(2)カリーナ||AVG_tele_disconnect:あっ、指揮官さま!+ハーヴェルさんからの通信要請です、繋ぎますか?
NPC-Kalin(2)指揮官||:頼むよ。
NPC-Havel(0)ハーヴェル<通讯框>||AVG_tele_connect:おはよう、指揮官。元気そうでなによりだ。+さて、世間話にちょうどいい頃合いかな?
()||<黑屏1>: