()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||8<黑屏2>:作戦司令室にて。
指挥官()指揮官||:やっと物資が届いたか。次は……+そうだ、カリーナ。//nハーヴェルさんからのメールをチェックして。
NPC-Kalin(7)カリーナ||:…………
NPC-Kalin(7)指揮官||:カリーナ?+どうしたの、ボーッとして?
NPC-Kalin(2)カリーナ||m_avg_casual:あっ!はい!聞いてますよ、指揮官さま!
NPC-Kalin(0)カリーナ||:あ~、やっぱり新しい任務が来ましたね!休む暇もありませんよ。+ハーヴェルさんからのファイル、今すぐチェックしときます?
NPC-Kalin(0)指揮官||:それは後でもいいよ。カリーナ、何か悩み事でもあるの?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:えっ……なや……
NPC-Kalin(4)指揮官||:何か、困ってることでも?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:んー……指揮官さま、当ててみてください。
NPC-Kalin(4)指揮官||:物資がリストと合わない?
NPC-Kalin(3)カリーナ||:違いますよ。//nその程度のことで、私が悩むわけないじゃないですか。
NPC-Kalin(3)指揮官||:人形のメンタルインストールが上手くいってないとか?
NPC-Kalin(3)カリーナ||:それも順調です。//nいつものルーチンワークですし、ただ量が多いというだけで。
NPC-Kalin(3)指揮官||:じゃあ……食べ過ぎて制服のサイズが合わなくなった?
NPC-Kalin(8)カリーナ||<震屏3>:そんなわけありません!
NPC-Kalin(8)指揮官||:うーん……他には想いつかないや。
NPC-Kalin(3)カリーナ||:もう……指揮官さまったら……+さっきハーヴェルさんとも話してましたけど、//n指揮官さま、やっぱりグリフィンに残るんですね?
NPC-Kalin(3)指揮官||:そりゃそうだよ。+……
NPC-Kalin(3)カリーナ||:ヘリアンさんから、何か言われませんでしたか……?+例えば、多額のお金を与えるだとか、//n別の場所でのんびり暮らしたらどうか、とか……
NPC-Kalin(3)指揮官||:へリアンさんじゃないけど、確かに言われたね。
NPC-Kalin(4)カリーナ||:そ……その、指揮官さまは、どう答えたんですか?
NPC-Kalin(4)指揮官||:クルーガーさんに、グリーンエリアのIDカードを押し付けられたけど、//n考えさせて欲しいと言っておいた。+その後……
()||:カリーナを見ると、彼女はこれまで見たことも//nないような眼差しを私に向けていた。//n私はつい、冗談を言ってみたくなった。
指挥官()指揮官||:その後、カードをどこかに落としてしまった。//nもう一枚、もらってきたほうがいいかな?
NPC-Kalin(8)カリーナ||:えっ!?落としちゃったんですか!?+あの通行証、私の給料10年分くらいの価値があるんですよ!?
NPC-Kalin(8)指揮官||:そんなに高かったの?+あ~あ、ちゃんととっとけばよかったかな……
NPC-Kalin(4)カリーナ||:指揮官さまはお金に無頓着すぎます……+お金の使い方も荒いですし、//n赤字が出ないようにやりくりしてるのは私なんですからね……
NPC-Kalin(4)指揮官||:いつも苦労かけるね。+で、通行証がどうかしたの?
NPC-Kalin(6)カリーナ||:あ、あはは……実は、私もへリアンさんから同じことを訊かれたんです。
NPC-Kalin(6)指揮官||:うん……それも当然だね。+もちろん君も同じ待遇であるべきだ。
NPC-Kalin(6)カリーナ||:へリアンさんから通行証をもらった時、//nあまりの嬉しさに飛び跳ねたくなっちゃいました。+でも念のため、考える時間を頂きましたけど。+指揮官さまは残るつもりなんですね……//nでも、もしグリフィンを離れるんなら……+わ、私も指揮官さまと、同じ街に行こうかな。
NPC-Kalin(6)指揮官||:うーん……実はまだ迷っていてね。+私のことは気にせず、新しく生活する場所を選んだ方が、//n後悔しないと思うよ。
NPC-Kalin(4)カリーナ||:し、指揮官さまのことなんか、気にしてません!+ついでに訊いてみただけです!
NPC-Kalin(4)指揮官||:まぁでも、わからなくもない。+いつ死ぬかわからない場所よりも、//n毎日アイスクリームを味わえるグリーンエリアの方が、君には似合ってる。+コツコツ貯めてきたへそくりも、やっと使い道ができるね。//n良かったね、カリーナお嬢さん!
NPC-Kalin(5)カリーナ||:そんな、すぐにでも辞めるみたいな言い方、よしてくださいよ!//n私独りで辞めるわけないじゃないですか!+それに……それに私がいなくなったら、//n補給ラインは大混乱になっちゃいますし、//nみんなを放っていけるわけありませんって、あははは!
NPC-Kalin(5)指揮官||:それについては心配いらないよ。+次の後方幕僚がなんとかしてくれ――
NPC-Kalin(4)カリーナ||:つ……次の後方幕僚!?
NPC-Kalin(4)指揮官||:君がいなくなったら、次の後方幕僚が入ってくるのは当然じゃない?
NPC-Kalin(4)カリーナ||:…………
NPC-Kalin(4)指揮官||:…………?
NPC-Kalin(8)カリーナ||BGM_Empty:指揮官さまのバカ!!!
()||:カリーナは突然背中を向けて、司令室から走り去った。//nそれも扉を勢いよく閉めて。
指挥官()指揮官||:じょ、冗談言い過ぎたかな……
NytoIsomer(3)ダンデライオン<通讯框>||m_avg_casual:コホン……指揮官。//n果たしてユーモアのセンスに欠けるのか、//nそれともカリーナさんの言うように、単なるおバカさんなのかしら?
NytoIsomer(3)指揮官||:あ、ダンデライオン、居たんだ。
NytoIsomer(3)ダンデライオン||:システム上でハーヴェルからのファイルをチェックしていたの。//nあなたがカリーナさんを泣かせるまでね。
NytoIsomer(3)指揮官||:あとで謝りにいかないと……
NytoIsomer(3)ダンデライオン||:さっきの録画をネットにアップロードしたら、//nおそらく世界中の人が笑い転げるでしょうね。
NytoIsomer(3)指揮官||:そういうくだらないことはやめなさい。+そもそも、どこが笑えるんだ?
NytoIsomer(3)ダンデライオン||:デリカシーゼロの冗談しか飛ばせない点からして、//nハーヴェルの資料よりもずっと面白いわ。
NytoIsomer(3)指揮官||:悪趣味だな……+それと、君に資料を閲覧する権限は与えてないはずだけど?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:どうせ後で私に処理を頼むのでしょうし、//n予習という事にしておいてくれない?
NytoIsomer(4)指揮官||:君という奴は……とりあえず見せて。+……2800ページ!?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:ほらね。+人間なら、読むのに1週間はかかるわ。//nカリーナさんのサポートがあれば、3日でなんとかなるかもね。+でも残念なことに、ついさっき、あなたは彼女を泣かせてしまった。//n思うに、この仕事はあなた独りでなんとかするしかなさそうね。
NytoIsomer(4)指揮官||:1週間でも足りるかどうか……+君はいつ読み終えるの?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:すでに読み終えたわ。
NytoIsomer(4)指揮官||:さすがOGAS……+なにか使えそうな情報は?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:このファイルのデータは、すべてあの潜水艦基地から//nダウンロードしたものね。中には、//nパラデウスの行動に関する記録もあるわ。+それと……ん……あのウィリアムという人間、鉄血にも興味があるみたい。+敵が興味を示しているなら、あなたも興味を持つはずよ。+これらの情報をもとに、//n価値のあるターゲットをリストアップしておいたわ。//nこれで調査部隊を手配できるわね。
NytoIsomer(4)指揮官||:前に君が言っていた、AR小隊の仕事というのがこれか?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:そう。+それと、私たちが潜水艦基地へと入る前に、//n鉄血はパラデウスと交戦しているわ。+あの時、一体何があったのか、私も興味があるの。
NytoIsomer(4)指揮官||:確かに、鉄血人形を野放しにするのも問題だ。+ファイルの中に、鉄血に関する情報はない?
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:複数の目標を同時に達成できそうな場所を見繕っておくわ、//n時間の節約にもなるし。+AR小隊のようなエリート人形に任せれば、すぐに終わるでしょう。
NytoIsomer(4)指揮官||:AR小隊か……彼女たちの状態が心配だよ。
NytoIsomer(4)ダンデライオン||:古い友人と会えば、良い気晴らしになるかもしれないわよ。+彼女たちは歩みを止めるような人形じゃない、//nあまり心配する必要もないと思うけれど。
NytoIsomer(4)指揮官||:そうであって欲しいね。
()||<黑屏1>:
()||BGM_Empty82<黑屏2>:……翌日、朝四時。+宿舎にて。
()||:(着信音)+(着信音)
指挥官()指揮官||:うぅ……えっ……こんな時間に……?+……もしもし?
NPC-Kalin(3)カリーナ<通讯框>||AVG_tele_connect:指揮官さま、新しい通信要請です。+司令室にて対応してください。
NPC-Kalin(3)指揮官||:誰だ……こんな時に……
NPC-Kalin(3)カリーナ||:ペルシカさんです。
NPC-Kalin(3)指揮官||:あぁ、そうだった。//nこんな時間に連絡してくるのは、彼女くらいのものだ……+カリーナ、一緒にどう?
NPC-Kalin(3)カリーナ||:結構です、では。
()||AVG_tele_disconnect:通話が切られたあとの話中音が、受話器から響いた。
指挥官()指揮官||:うわぁ……冷たい……+まだ怒ってるのか……
()||<黑屏1>:
()||8<黑屏2>:私はなんとか着替えると、ふらふらと司令室に入った。+モニターで点滅している通話待機のマークを見て、//n溜息をついてから通話ボタンを押した。
指挥官()指揮官||:ペルシカさん?
NPC-Persica(0)ペルシカ<通讯框>||AVG_tele_connect:おはよう、指揮官。
NPC-Persica(0)指揮官||:朝早いですね……+いつもこんな時間に起きてるんですか?
NPC-Persica(0)ペルシカ||:まだ寝てないだけよ。私にとっては、今が仕事時間なの。
NPC-Persica(0)指揮官||:そうか……科学者と我々一般人は違いますものね。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:今まで連絡できなくてごめんなさい、こっちにも色々と事情があって。+ひどい戦いがあったって、ハーヴェルから聞いたわ。大丈夫だった?
NPC-Persica(0)指揮官||:大丈夫じゃなかったら、今頃あなたと話しているのは別人でしたよ。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:確かに……+ふふふ……少し緊張してるのかも。何から話すべきかわからなくて……
NPC-Persica(0)指揮官||:すみません……M4を連れ戻せませんでした。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:それもハーヴェルから聞いたわ……+M4が基地から消えたことは知ってる、//n彼女のメンタルから生まれたOGASが、あなたの基地にいることも。
NPC-Persica(0)指揮官||:ついでに子どものネイトたちも。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:なにもかも私の研究から始まったことよ。私がなんとかしないと。+ウィリアムは私の大切なものを数多く奪った……+私も、彼と戦わなくちゃ。
NPC-Persica(0)指揮官||:それに関しては、お互いさまですよ。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:M4はきっと生きているわ。//n「モルスカヤズヴィズダー」が理由もなく起動するはずないもの。+あのダンデライオンなら何か知っているはずよ、彼女と話したいの。
NPC-Persica(0)指揮官||:実は……ダンデライオンは私の配下にあるわけではないんです。//n当然、あなたの命令を聞くとも限らない。+こちらへ来て、面と向かって話したほうがいいかもしれません。
NPC-Persica(0)ペルシカ||:わかった、すぐそちらへ向かうわ。
NPC-Persica(0)指揮官||:待ってください、ハーヴェルの許可はもらってるんですか?
NPC-Persica(0)ペルシカ||:ええ、もちろん。+でも彼は、あなたの同意が必要だって。//nだからこうして連絡を取ったのよ。
NPC-Persica(0)指揮官||:えっ…………
NPC-Persica(0)ペルシカ||:どうしたの?私に来てほしくないの?
NPC-Persica(0)指揮官||:ハーヴェルめ……とっくに計算していたのか?
NPC-Persica(2)ペルシカ||:できることなら、ラボをそちらに移したいんだけど。+基地に空きはある?
NPC-Persica(2)指揮官||:あ……はい。+場所を準備してお待ちしています。+そのかわり、初めてあなたから任務を与えられた時の、//nコーヒーの約束。+そろそろ果たして頂けませんか?
NPC-Persica(1)ペルシカ||:ちゃんと覚えていたのね、指揮官。+……いいわ、約束はちゃんと守る、期待してて。
()||<黑屏1>: