()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||<黑屏2>9:……
()ヘリオペレーター||AVG_tele_connect<黑屏1>:回収ヘリが接近中です。+あと30秒……
()||<黑屏2>288BGM_Sneak:……ダークゾーン。
Vector(0)Vector||:ヘルファイアとファング?このゲーム内の敵のこと?
NPC-Dima(0)ディーマ||:現れたら分かるよ。説明するにしても、何と言えばいいか……
Vector(0)Vector||:今更もったいぶるの?
NPC-Dima(2)ディーマ||:もったいぶってるわけではなく……私にも苦しい事情があるんだよ!
()||:Vectorの問い詰めにディーマは苦しめられていたが、//n緊張した空気は早くも、ヘリのローターが//n大音量で回転する音に打ち破られた――
()||AVG_Helicopter:回収ヘリが撤退ポイントの上空に到着した。
NPC-Dima(0)ディーマ||:ヘリが来たよ!+Vector、撃つのをやめて、敵がもうじき現れるから!
Vector(0)Vector||:やめる?あり得ないよ。+あたしの仲間を殺した奴と勝利を分かち合う気はない!
NPC-Dima(3)ディーマ||:でも!あなたの仲間を殺したのは416じゃないんだよ!+あーークソ!
Vector(0)Vector||:ちょっと、何するの?!
()||:ディーマは遮蔽物を飛び出して両手を振りかざし、//n射撃をやめるように416に伝えようと試みた。
()ディーマ||AVG_pistol_finalshot_n:うわぁ!
HK416(0)416||:何よ……どういうこと?
NPC-Dima(3)ディーマ||:416!
HK416(0)416||:ディーマ……どうしてここに?+あのイカレ人形は?
Vector(0)Vector||:ディーマさん!
()||:Vectorは遮蔽物から身を乗り出し、銃口はまっすぐ416に向けていた。+416も負けじと、同じように武器をVectorに向けている。
NPC-Dima(2)ディーマ||:もう、もう戦わないで……+本当に、頼むから。+もっと強いボスが待ち構えてるんだから!
HK416(0)416||:ボス?
NPC-Dima(0)ディーマ||:そう、私がさっき言った通り、あなたたちが出くわしたあいつらよ。+本当は――
()||Explode:ドーン!+ディーマの話が終わらないうちに、爆発による轟音が上空に鳴り渡った――//n救援に来たヘリは一瞬にして巨大な火の玉と化した。
Vector(0)Vector||:これは……対空ミサイル?
()||:空から落ちてくる隕石のように、//nヘリは真っ黒な煙を出しながら広場に激突した。+しかし、ローターの羽が全部ねじ切れると、//nヘリの本体は3人の方向めがけてスライドしてきた。
Vector(0)Vector||:しまった。
NPC-Dima(3)ディーマ||:うわぁーー!+4、416!!
HK416(0)416||:いいから、避けて!
()||:襲い掛かる高熱の物体に対し、Vectorは外側に飛んで避けた。+416はディーマに蹴りを入れて遮蔽物に押し込むと、//n反作用の力を利用して自身も逆側に跳ねた。+ヘリは国際連合本部ビルの正面玄関にぶつかり、ようやく動きを止めた。
()||Explode:ドーン!+二次的な爆発により強力な光が放たれ、//n爆発の余波により衝撃波が巻き起こった。+416とVectorが再び目を開き、お互いの位置を確認した時には、//n周囲はローグエージェントによって丸々包囲されていた。
()ISAC||AVG_The_Division_ISAC_On:警告:重度の脅威が接近中!+警告:重度の……脅威……!
()||<黑屏1>BGM_EmptyAVG_The_Division_ISAC_Off:強力なジャミングによりISACさえも影響を受け、その警告の下で、//n衆人の目線は冷たい夜空と燃え盛るヘリの残骸の方へ向けられ、//nそこには416とVectorが予想だにしなかった人物が――
()||<黑屏2>286BGM_Boss<火花>:「416」と「Vector」――//n全く同じ姿をした二人の人形が、本物の前に現れた。+「416」が高く掲げた左手には発射装置のようなものが握られており、//n先ほどのヘリの墜落が彼女の仕業であることを表していた。+一方、防爆シールドを構えて後ろから出てきた「Vector」は//n鋭い眼光を放ち、彼女にとっては、本物などまな板の上で//n調理されるのを待つ肉や魚と同様だと言わんばかりだ。
()416?||:……見つけた。
()Vector?||:浄化の時が来た、罪人の魂には救済が必要だ。
()416||:はぁ……なにこれ?+何の冗談よ、こんな悪質なコピーを許した覚えはないわよ。
()Vector||:同じ型番の他の人形……?+あたしと使われてるパーツが少し違うような。
()ディーマ||<黑屏1>:だから言ったでしょ、これこそがあなたたちの敵……//nヘルファイアVectorとファング416よ!
HK416(0)416||<黑屏2>288:まだ生きていたとはね、ヘルファイア!
Vector(0)Vector||:……ヘルファイア?
HK416(0)416||:あそこにいるあんたにそっくりな人形が、//nあんたの探してるヘルファイアよ。
Vector(0)Vector||:R93とK5を殺したのはあなたではなかったの……?+何を企んでるの、ディーマさん。
NPC-Dima(2)ディーマ||:何か企んでたわけじゃなくて、調整に失敗したんだよ!+もしゲームの互換性に問題がなければ、//nあなたたちのAIを導入しようなんて思わなかったし、//nそれならスカルグレーモンの方がまだ使いやすかったよ……
NPC-Dima(2);Vector(0)Vector||:ゲームの互換性?AIを導入?+何言ってるの?
NPC-Dima(2);HK416(0)416||:スカルグレーモン……ハハ、アハハハ!
NPC-Dima(2)ディーマ;HK416(0)||:えっと――そんな怖い笑い方しないでくれる?
NPC-Dima(2);HK416(0)416||:なるほど……分かってきたわ。+完全に理解した!+その喋り方に加えて、前世紀の古典アニメに対する深い知識。+G11以外にそんな奴はどこにもいないわ、ただ一人――+デール、あんたを除いてね。楽しそうにやってるじゃない。
NPC-Dima(3)ディーマ;HK416(0)||:……+うっ!ち、ちがう!
NPC-Dima(3);HK416(0)416||:認めないのね?いいわ、ならあんたを//nここで片付けて、それから直接家に出向いて……
NPC-Dima(3)デール?;HK416(0)||:く、くるな!+……ああもう、分かったよ!僕だって!
NPC-Dima(3);Vector(0)Vector||:まだよく分かってないんだけど。+二人は知り合いみたいだね。
Vector(0)Vector||:つまり、ディーマ……いや、デールさんが全ての元凶なの?//nというか、さっき「僕」って言ってたけど……
HK416(0)416||:デールは男よ。
Vector(0)Vector||:許せない。
NPC-Dima(2)デール?||:えっと、それについては……
HK416(6)ファング||Gunfight:皆さん?もういいかしら?+雑談が終わったのなら、私たちにも時間を分けてくれない?
Vector(6)ヘルファイア||:浄化の炎が……汝らの罪業を燃やし尽くす。
NPC-Dima(3)デール?||:うわぁーー!+あ、あとで全部説明するから、先にあいつらを片付けてくれないか?!
HK416(0)416||:……はぁ、まったく意気地なしね!
()||:ニコニコしているファングの背後では、//n数えきれないほどのローグエージェントが集結し始めた。+一方捕食者のごときヘルファイアは、//n待ちきれないと言わんばかりに銃を構えた。
HK416(6)ファング||:悪い子ね……ディーマさん、泥棒猫を二匹も連れてきて。+私さえいれば十分だって、言ったじゃない?
()||Gunfight:パンパンパン――+注がれた銃弾の雨は、三人の遮蔽物を破壊せんばかりの激しさだった。//nこれが現実世界だったら、とうに蜂の巣にされていたことだろう。
HK416(0)416||:おぇ……おぇぇぇ!
Vector(0)Vector||:……どうしたの?
HK416(0)416||:……なんでもない。+あの顔であんなことを言うから、吐き気を催しただけよ。
()||:完全に縮こまってしまった「デール」を見て、416はVectorに目を遣った。+これまでずっと敵対していたにも関わらず、二人はアイコンタクトを//n交わすと、メンタルが通じ合ってるかのように頷いた。
HK416(0)416||AVG_weapon_reload:しっかり答えを準備しておくことね、//nデール、もし私が満足のいく答えじゃなかったら……
Vector(0)Vector||:この世に生まれたことを後悔させる。
()||:416とVector、二人からプレッシャーをかけられ、//n「デール」は固唾を呑んだ。
NPC-Dima(2)デール?||<黑点1>:こ、これ僕の弾薬と医療キット、ど、どうぞお受け取りください。+それと、絶対に勝ってよ!