()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||<黑屏2>298BGM_Sneak:……+6番通りにて。+VSK-94を失った後、AK-47は残ったメンバーを率いて進んでいた。//nただ、「予想外の出来事」により、本来なら意気揚々としていたチームの//n士気は、すでに半分も残っていなかった……
AK47(2)AK-47||:ハハハ、残ってるのはもうあたしら二人だけだな。
AK47(2);A91(0)A-91||:あの二人、本当に嫌なやつらだったわね~+それでこれからどうするの、隊長?+もうあたしら二人しかいないわよ?
AK47(2)AK-47;A91(0)||:二人いれば十分さ!+なんならあたし一人でも問題ないぜ!
AK47(2);A91(0)A-91||:へぇ~、自信満々じゃない。
A91(0)A-91||:でもそうね。一千万はあたしらのものよ!
AK47(2)AK-47||:ヤッホーーゥ!
()||:腕を振り回してはしゃぎ終えると、周囲は再び静寂に戻った。+ツッコミ担当は今や消え、周囲に敵もいないため、//n二人は内に秘める熱い気持ちをどこにもぶつけられずにいた。
AK47(2)AK-47||:……なんかつまらないな。
A91(0)A-91||:ほんと、こういう時に限って誰もいないなんてね。
()ISAC||AVG_The_Division_ISAC_On:深部体温の低下を検知しました。
A91(0)A-91||AVG_The_Division_ISAC_Off:あんたに同情される筋合いはないわ!
AK47(2)AK-47||:シッ……ちょっと待て。
A91(0)A-91||:ん?
()||:AK-47は突然声を落とし、急いで遮蔽物の後ろに隠れた。+まだ状況を掴めていないA-91も、//nふらふらしながら片側の壁の後ろへ身を潜めた。
A91(0)A-91||:ちょっと、急にどうしたの……
AK47(2)AK-47||:シーッ。
()||:AK-47はA-91に口を噤むようにジェスチャーをした。//nそして片手で、街道の向こうを指差した。+AK-47のサインに沿って、A-91も街道の向こうへ目を向けると――//n端の曲がり角から、見知った二人の人影が現れた。
A91(0)A-91||:!
()||:VectorとPP-90だった。+なぜかは分からないが、見たところ、//n相手もこちらと同じような状況に陥っているらしい。+さっきまでいたはずのR93とK5は既にチームにおらず、//n後方でしんがりをしているようにも見えない。+A-91は少し目を細めた後、もう一度自分の隊長の方を見やると、//nちょうどAK-47が意味深な笑みを浮かべているのが目に入った。
A91(0)A-91||:……?
AK47(2)AK-47||:~
()||:AK-47は人差し指を口の前にあてると、//nA-91は軽くうなずき、状況を理解した事を示した。+そして慎重に街道を進んでいる二人を指して、//n「どうするつもり?」と目でAK-47に訊いた。+AK-47はしばし考えた後、//n二本の指を伸ばし、人が歩くジェスチャーをした。+それを見たA-91は一瞬ぽかんとしたが、//nすぐにOKのサインを出し、完全に理解したことを伝えた。+そしてすぐに、A-91は大きく息を吸って、//n銃を構えて跳び出そうとした。
AK47(2)AK-47||:……!!!!
A91(0)A-91||:??
()||:そこをAK-47が急いで止めた。
AK47(2)AK-47||:……
()||:AK-47は二人を指さし、空中に円を描くと、もう一度//n人が歩くジェスチャーを行い、最後に自分の首を軽く絞めて見せた。+それに対しA-91は少し眉をしかめた。//nあまりよく分かっていないようだ。+AK-47は溜息をつき、もう一度二人を指して、//nそして親指で自分を指した。+A-91が意味を理解しだしたかのような素振りを見せる。+AK-47は笑って、今度は両手で人が歩くジェスチャーをし、//n大きな円を描いて、そこに両手を合流させた。+ここでようやくA-91が全てを理解した顔つきに変わった。+頑張れと目線で鼓舞するAK-47。+完全に把握した顔つきでサムズアップするA-91。+やり取りはAK-47が「やるじゃないか」と言わんばかりの眼差しで//nA-91に応えたところで終わりを迎えた。
Vector(0)Vector||:……
()||:例の二人が段々と近づいてくる中、//nAK-47とA-91は最後にもう一度視線を交わした。+二人は互いの肯定の意を受け取った。+心が通じ合ったのを確かめると、//nAK-47は振り返って反対側の裏道へと消えた。
A91(0)A-91||:ふぅ……
()||:A-91はもう一度深呼吸をした。今度こそ彼女を止める者はいない。//n最後に息を整え、A-91は銃を構えて遮蔽物から跳び出した。
A91(0)A-91||:止まりなさい!
Vector(0)Vector||:……A-91!
PP90(0)PP-90||:うわっ!出たっ!
()||:当然、驚かされた二人はすぐに警戒態勢をとった。
A91(0)A-91||:さっきは世話になったわね~+今度こそ逃がさないわよ!うぇっへっへ。
Vector(0)Vector||:そんなおじさんみたいな笑い方したって、//nあなたが美人であるという事実は変わらないよ。
A91(0)A-91||:え?美人?もう、そんなに褒めても……
Vector(0)Vector||:とは言え、わざわざ不細工な人形を作る人もいないだろうけど。+そんな珍しくもない特徴に加えて、まるでおじさんの如き酔い方。//n魅力はそんなにないように思えるね。
A91(0)A-91||:あんたねえええぇぇぇ死になさあああぁぁぁい!!!
PP90(0)PP-90||:そんなことよりも……あなた、今一人なの?
Vector(0)Vector||:そうだね、他の三人はどうしたの?
A91(0)A-91||:話を逸らさないでくれる?+今度こそ本当に逃がさないわよ!+分かったなら、ちゃっちゃと持ってるウォッカと//n他の酒を差し出しなさい!+そうすれば少しは大目に見てやらなくもないわ!
Vector(0)Vector||:このゲームにウォッカや酒なんてなかったはずだよ。//nもしかしてあなた、はぐれたの?+だからお酒は控えなさいと言ったのに……+前回のパジャマパーティーのこと、もう忘れた?
A91(0)A-91||:ふっ、ふふふっ、さすがね、Vivi。+この期に及んで、まだ落ち着いていられるなんて。+まさかこのあたしがなんの準備もなしに//n一人で現れるとは思ってないでしょうね!
Vector(0)Vector||:他の人たちがどこかに隠れてるってこと?//nそんな風には見えないけど。+酔っ払いの集団にそんな高度な戦術が取れるとは思えない。
A91(0)A-91||:ハハハハハハ!+そんなことを言えるのも今のうちよ、Vivi!+偵察と対偵察に長けてるって話だったけど、//n本当は大したことなかったみたいね!
Vector(0)Vector||:あたし、なにか見落としてる?
A91(0)A-91||:次の訓練で大人しく教えを請いたら教えてあげるわ!+――AK-47!今よ!やりなさい!
PP90(0)PP-90||:!
()||GF_Halloween_Wind_loop:……
Vector(0)Vector||:……
PP90(0)PP-90||:……
()||Stop_AVG_loop:二人は静かな街道を見渡した後、同時に視線を戻し、//n訝しげにA-91を見つめた。
A91(0)A-91||:……ハハハ!驚いたでしょう!//nこれがあたしらの作戦よ!あんたらの不意を突くというね!+ちょっと!AK-47?今がチャンスよ!早く出てきなさい!//n聞こえてる!?出てきなさいって!ねえ!
()||GF_Halloween_Wind_loop:……
Vector(0)Vector||:?
PP90(0)PP-90||:?
A91(0)A-91||Stop_AVG_loop:……ごめん、ちょっと待って。
Vector(0)Vector||:……あ、はい。
A91(0)A-91||AVG_tele_connect:ねぇ!どこ行ったのよ!
AK47(2)AK-47<通讯框>;A91(0)||:あ?ダークゾーンで合流するって言ったろ?
AK47(2);A91(0)A-91||:ダークゾーン!?合流!?
AK47(2)AK-47<通讯框>;A91(0)||:そうだよ、今あいつらとやり合う必要がないから、このままダークゾーンに回り込むって……
AK47(2)AK-47<通讯框>||:そっちこそ今どこにいるんだ?さっきOKってサイン出してただろ?
A91(0)A-91||:#¥@*!*
()||AVG_tele_disconnect:通信が中断された。
Vector(0)Vector||:それで、なんだって?
A91(0)A-91||:……+……+……ハハハ!+冗談、そう、これはそういうジョークだったの!+それじゃ、二人とも気をつけて!また機会があったら//n一緒に飲みましょう!もちろんあたしが奢ってあげるわ!+じゃ、じゃあ!
()||RunStep:A-91は勢いよく振り返ると、全速力で走り去っていった。
Vector(0)Vector||<黑点1>:……+……なんなの、一体?
A91(0)A-91||<黑点2>299:ハァ……ハァ……+もう!やらかしてくれたわね!AK-47!
()||:先ほどの醜態を思い返したA-91は、//n歯を食いしばりながら悔しい気持ちでいっぱいになっていた。
A91(0)A-91||:一度のみならず二度までも、あいつらをみすみす見逃すなんて……+あたしだってプライドはあるのよ!+ねぇ!AK-47!
()||:いきり立ったA-91は通信機に怒鳴り始めたが、何一つ返事はなかった。
A91(0)A-91||:もういい!このポンコツ!+あたしだけでやってやるわ……どれどれ。
()||:A-91は自分のバッグの中身を確認した。+今まで集めてきた弾薬と食料を除けば、//nバックの中で一番多かったのは爆弾だった。
A91(0)A-91||:……
()||:VectorとPP-90の進む方向から見て、//n彼女たちもダークゾーンに向かっている様子だった。+6番通りからダークゾーンへのルートはいくつもあるが、//n一番近いのは一つだけ……+そして何より、Vectorは理由もなく回り道をするようなタイプではない。
A91(0)A-91||:そうだ……
()||:A-91はインベントリ画面を閉じ、ある計画を心の中で練った。
A91(0)A-91||:確かマップでは……+よし、あったわ、この交差点ね!+VectorとPP-90の進んでる方向から見て、//nあいつらは必ずここを通るはずよ。+先に回り込んで、バッグにある爆弾をありったけ使えば……
A91(0)A-91||:ドカーン……と、まとめてふっ飛ばせるわ!+ハハ!やっぱりあたしってば天才ね!+アハハハハ!
()||<黑屏1>:暫くの間、この荒々しい笑い声は路地の中をめぐり続けた。
()||<黑屏2>288:……+……
AK47(2)AK-47||<黑屏1>:……ヒック。+遅いな……A-91のやつ。