()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
PzB39(0)PzB39||1<黑屏2>m_wv_scenario:Alfa。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……なんですか?
()||:PzB39はバイクの前へ行き、サイドスタンドを上げた。
PzB39(0)PzB39||:「なんですか」じゃないわよ、乗って。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:え?
M590(0)M590||:なるほど、その手がありましたか。
()||:M590は了然たる笑みを浮かべた。
M590(0)M590||:では、私は残って後片付けをしておきます。+お気をつけて。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:な、えっ?何が?
()||<黑点1>:AK-Alfaは呆然としている。
PzB39(0)PzB39||m_wv_battleAVG_engine_speedup<黑点2>:アーハハハ!見なさい!+これぞ風を追う者の風格よ!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:は、ははは速すぎますぅぅぅ――!!!
Grizzly(0)グリズリー||:ま、待ちなさい!+PzB39!スピード出し過ぎ!
PzB39(0)PzB39||:キャハハハハ!+やっぱ私はコレよ、コレ!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:殺す気ですかぁぁぁぁ――
PzB39(0)PzB39||:なに言ってんの!もう決めたわ、今夜は絶対――//nゼーッタイあんたに飽きるほど星を見せてやるから!
()||:エンジン音とともに、PzBの朗らかな笑い声が森中に響き渡った。
PzB39(0)PzB39||:どう!エリートさん!+こんな体験、初めてでしょ!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:初めてに決まってます!!+ギャアアアアア!!!
PzB39(0)PzB39||:気をつけて、しっかり掴まってなさい!じゃないと落ちるわよ!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:これ落ちたら廃棄ですよね、ねぇ――!!?
Grizzly(0)グリズリー||:――虎も吠えなきゃただの猫!+良く言うよ!私がブイブイ言わせてた頃、//nあなたなんかまだ教習所だったくせに!
PzB39(0)PzB39||:キャハハハハ――って、ちょっと!+M82が気絶しかけてるわよ!気を付けなさいよね!
Grizzly(0)グリズリー||:アンタに言われる筋合いないね――!
()||:煙を撒き散らし轟音を立てて、車体は雲に覆われた大地を駆け抜けた。//n晴れ渡った夜空が、再び姿を現した。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……
()||:AK-Alfaは顔を上げた。+雨が空を洗い流したからか、//nそれとも自分がより高い場所に立っているからなのか……
()||BGM_Empty:たとえ大地が傷だらけになろうと、星空は永遠にその美しさを保ったままだ。
AKAlfa(0)AK-Alfa||AVG_whitenoise:――!
PzB39(0)PzB39||:――!
()||:製造されたあの瞬間から、彼女はそれに夢中だった。
()||:――ちょっと待って?
()||:ふいに何かによって照らされ、AK-Alfaの瞳が輝いた。
PzB39(0)PzB39||:――!!
()||:あれは――+――流れ星!
PzB39(0)PzB39||:――――!!!
()||:AK-Alfaは大きく目を見開いた。+風の唸る中、AK-Alfaは地平線へと翔ける一つの流れ星を目にした。+バイクが尾根を越える。+そして奇跡的な光景を目の当たりにしたAK-Alfaが一番にとった反応は――
AKAlfa(0)AK-Alfa||:――PzB!見て!見て下さい!+流れ星!流れ星です!
PzB39(0)PzB39||:ちょっと――――!!!+しっかり掴まれって言ってるでしょ――!!!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:あれ?
()||AVG_brake<震屏3>:そう言い終えた矢先、AK-Alfaは身体が宙に浮いたような気がした。
()||:……+……
Grizzly(0)グリズリー||BGM_Hello:二人とも大丈夫!?
m82(0)FI M82||:A、Alfaさん!?
PzB39(0)PzB39||:いたたたた。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:うぅ……死ぬかと思った。
PzB39(0)PzB39||:あの状況で減速できるわけないでしょーが!//n手を放すなって言ったわよね!?+なにボケッとしてんのよ!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:う……
()||:さすがのAK-Alfaも、言い返す言葉が見つからなかった。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:あんなに美しい星空を見たら、誰だって呆気に取られるに決まってます。
PzB39(0)PzB39||:ならなんで私は取られないワケ!?
AKAlfa(0)AK-Alfa||:それはあなたの問題です。
PzB39(0)PzB39||:アンタ、本当に反省してんの!?
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……
()||:AK-Alfaは黙り込み、自分の腰をさすった。+彼女が顔を上げると、頭上には依然として満点の星空が広がっていた。//n雲一つなく、流れ星一つない。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……さっき、流れ星を見たんです。+すごくキラキラしてて……
Grizzly(0)グリズリー||:えっ?それ本当?どこどこ?
m82(0)FI M82||:もう消えちゃってると思います。
Grizzly(0)グリズリー||:え――ッッ!
()||:やっぱり誰も気づいてなかったんだ。+AK-Alfaは溜息をついた。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:やっぱり……
PzB39(0)PzB39||:あっちの方向かしらね。+私もビックリしたわよ……あんなに綺麗なもの、初めて見たわ。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:――見たんですか!?
PzB39(0)PzB39||:なに!?急に大声出さないで!+アンタが見ろって言ったんじゃない!
AKAlfa(0)AK-Alfa||:いえその、まさか本当に見ていたとは思わなくて……+バイクが壊れたのは私のせいです、ごめんなさい。
PzB39(0)PzB39||:えっ……その、まぁ……
()||:PzBは頭をかいた。
PzB39(0)PzB39||:いいのよ。ちょうど新しく来たヤツのところから、//n何台か見繕おうと思ってたところだし。+コイツとも、もう長い付き合いだしね。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:そうですか……
PzB39(0)PzB39||:い、良いってば、気にしないで。//n元はといえば、私が無理やりあなたを乗せたわけだし……//nさすがに戸惑ったわよね?+ごめん。私、カッとなりやすくて。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:とんでもない。あなたが趣味を大切にしてる証拠です。+……私、前言撤回します。確かにエンジン音は野獣みたいだけど……+疾走している時のバイクは、確かに魅力的でした。
PzB39(0)PzB39||:アハハ!当然よ!
m82(0)FI M82||:あ、あの!+また……
()PzB39&AK-Alfa||:え?
m82(0)FI M82||:また、一緒に星を見に来てくれますか?
AKAlfa(0)AK-Alfa||:もちろん、喜んで。+……
PzB39(0)PzB39||:……
()||:AK-AlfaとM82は同時にPzBに視線を向けた。
PzB39(0)PzB39||:……えっ、わ、わかったわよ。私も来ればいいんでしょ?+ついでにグリズリーと競走できるし、悪くないわ。
Grizzly(0)グリズリー||:あたしは嫌だからね!
()||:PzB39はAK-Alfaを見つめ、手を差し伸べた。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:?
PzB39(0)PzB39||:グリフィンへようこそ。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……ありがとうございます。
()||:PzB39は強くAK-Alfaの手を握りしめ、微笑みながら立ち上がった。
PzB39(0)PzB39||:さぁ!戻るわよ!+さっきの流れ星を印刷して、部屋に飾らなくちゃ!
m82(0)FI M82||:え!?記録してたんですか!+わ、私にもコピーをお願いします!
Grizzly(0)グリズリー||:――ちょっと待った、バイクをここに捨ててくつもり?
PzB39(0)PzB39||:M590が片付けてるんでしょ?後で彼女に持ってきてもらえばいいじゃない。+早いところ修理工場に行かないと――
Grizzly(0)グリズリー||:あなたね、人をなんだと思ってるの!?
AKAlfa(0)AK-Alfa||:……
()||:AK-Alfaは身体についた砂埃をはたいて、同じように立ち上がった。
AKAlfa(0)AK-Alfa||:待ってください!+私も一緒に戻ります!
()||<黑屏1>:グリフィンへようこそ。