()||9<黑屏1>0,10黑屏1>BGM_Empty:
()||9<黑屏2>:……
()M38||:指揮官が呼んでる……+変だな、応えたいのに、応えられない。
()M38||:言いたいのに言えない。どうして?私、怖がってる?+怖がる……何を?
NPC-Bodyguard2(0)人間の男性||BGM_Room<回忆>:お前への処罰は、もう決めてある。+人形だとしても、失敗した責任は取るべきだ、分かるな?
MAB38(0)M38||:はい……分かっています。
()M38||:その日から、警備の仕事はますます増えてゆき、//nキャッシュを整理する時間はどんどん減っていった。+メンテナンスリストに私の名前が載ることはなくなった。+毎日、あの時の失敗について叱られた。+その度に私は謝り続けた。+休む暇もなく働き続けた。+それでも、許されることはなかった……
MAB38(0)M38||:しばらく経たないうちに、私はまたミスをした。
NPC-Bodyguard2(0)人間の男性||:こりゃたまげた。お前の作業能力、人間以下だな。
MAB38(0)M38||:す、すみません……
NPC-Bodyguard2(0)人間の男性||:また謝るのか?+いい加減、聞き飽きたよ。ここにお前は必要ない。
MAB38(0)M38||:――!+わ……私、売られちゃうんですか?
NPC-Bodyguard2(0)人間の男性||:でなきゃどうする?+お前が稼いだ金は、お前にかかったコストのたった3倍しかない。+ここでお前を売り払うのも、有効利用の一環だ。せいぜい役に立ってくれよ。
MAB38(0)M38||:……分かりました。
()M38||<关闭蒙版>:私、回収されるんだ……+異論はないよ。そもそも私は、//n雇用主の歯車となるために生まれたんだから。+それも私みたいに、問題だらけで回り続ける歯車なんて、//nとっくに淘汰されるべきだったんだ。
()M38||<黑屏1>:でも私は、最後の最後まで役立たずだった……+工場に向かう途中、キャッシュのオーバーフローによりフリーズしてしまった。+そして――
()||8<黑屏2>BGM_Empty:(叩く音)+AR70は手刀でM38の頭を叩いた。
AR70(0)AR70||<震屏>:おバカ、冷静になりなさい。+あなたはもう指揮官さまの人形で、昔とは違うのよ。
AR70(0);MAB38(0)M38||:痛っ――!+え、バ、バカ……?
()||<黑屏1>:AR70の険しい表情が、長らく封印していたM38の記憶を蘇らせた。+それは……
AR70(0)???||22<黑屏2><边框>2边框>:へぇ?仕事でミスをしたってだけで、ここに来たの?
AR70(0);MAB38(0)M38||<边框>2边框>:そんな単純な話じゃないんです。私は人形にすら相応しくない。+せめてパーツが誰かの役に立てば……
AR70(0)???;MAB38(0)||<边框>2边框>:それが、メンタルを熔解させようとしてる口実?
MAB38(0)M38||<边框>2边框>:じゃあ、どうすればいいんですか?+私、怖いんです……+このままミスをし続けるのが、怖くてたまらないんです!
()||<边框>2边框>:(叩く音)
MAB38(0)M38||<震屏><边框>2边框>:痛っ――!
AR70(0)???;MAB38(0)||BGM_Moon<边框>2边框>:おバカ、よく考えなさい。あなたが怖いのは、ミスをすることなの?
AR70(0);MAB38(0)M38||<边框>2边框>:違うんですか?+なら私は……+何を怖がってるんですか?
AR70(0)???;MAB38(0)||<边框>2边框><黑屏1>:そんなの自分で考えなさい。あなたに構ってる暇はないの。+あたしはこれからグリフィンという所に行くわ。+あなたもどうせ回収されるのを待つだけだし、//n答えが見つからないんなら、そこに行ってみれば?
MAB38(0)M38||8<黑屏2>:私、思い出しました。+AR70、ありがとうございます。//nおかげで最初の目的を思い出すことが出来ました。
AR70(0)AR70||:もうフリーズしないでよね。//n指揮官さまに、あなたの屈強な一面を見せてやりなさい。
()||<黑屏1>:M38は頷き、ゆっくりと目を閉じて、深く息を吸った。
()M38||9<黑屏2><黑屏1>:あなたが怖いのは、ミスをすることなの?+以前「AR70」にそう聞かれて、私は気づいた。+私が後方任務しか引き受けない理由、そして正式な任務を拒絶した後のフリーズ。+それもこれも全部――もう二度と、「失敗した私」に戻りたくなかったから。+だから――
MAB38(0)||8<睁眼>:M38は指揮官をじっと見つめた。サファイヤのように輝く瞳で。
MAB38(0)M38||BGM_Empty:私のするべき事、それは、「かつて失敗した私」と向き合う事。
MAB38(0)M38||BGM_Sunshine:指揮官、今まで任務から逃げていた理由を説明させてください。
()||:指揮官は頷いて、静かにM38を見ている。
MAB38(0)M38||:私はかつて、警備業務に携わるサービス型人形でした。+ですがミスを繰り返し、雇い主を失望させていました。+だからここへ来たあとも、ミスを避ける事ばかり考えていて……+失敗した自分を、思い出したくなかったんです。+もう、失敗した自分に戻りたくなかった。+それで、正式な任務を避けるようになって、//n失敗しても影響のなさそうな、後方任務だけを引き受けていたんです。+もしかしたら、無意識にそうすることで、//n自分を変えられると思っていたのかもしれません。+でもそれは間違いで、ずっとその場で足踏みしていただけだったんです。+そして……
MAB38(0)||:M38はAR70を一目見た。
AR70(0)M38||:ある人が教えてくれたんです。//n「もし失敗しても、最初からやり直せばいい――」
MAB38(0)M38||:今後は、私の発揮しうる全能力を用いて、//n指揮官のために道を切り開きます!
()||:しばらくして……
()指揮官||:分かった。
MAB38(0)M38||:ということは……!
AR70(0)AR70||:やったわね、M38!
AR70(0);MAB38(0)||:AR70はM38を抱きしめた。
AR70(0);MAB38(0)M38||:アハハ……やっと一歩踏み出せました。
MAB38(0)指揮官||BGM_Empty:AR70の任務への参加は許可する。//nでもM38……君はまだ観察が必要だ。
MAB38(0)M38||:え?
AR70(0)AR70||:あら?
()指揮官||:M38が辛い過去を克服できて、私も嬉しいよ。でも任務のためには……+もうしばらく観察が必要なんだ。+M38、これは君のここでの最初の失敗になってしまうけど、//n受け入れてもらえるかな?
MAB38(0)M38||<黑屏1>:……+はい!
()||9<黑屏2><黑屏1>:……数日後。
()||7<黑屏2>BGM_Sneak:鉄血との戦いの最前線。
AR70(0)AR70||:まったく、指揮官さまも厳しいわね。観察期間を1ヶ月も設けるだなんて。+彼女の幸運を祈るしかないわ。//nあたしはこの戦いで、昇進してみせるんだから。
BOSS-1(0)スケアクロウ||:あら?その程度でここを陥落させようと?
AR70(0)AR70||:誰かと思えば、鉄血のクズじゃない。いつからそこに?
BOSS-1(0)スケアクロウ||:3分後に教えて差し上げますわ。//nそれまでにスクラップになっていなければ、の話ですけれど。
()||AVG_rifle_finalshot_h:(銃声)
AR70(0)AR70||:チッ……
BOSS-1(0)スケアクロウ||:まずは左足から。続いては……
AR70(0)AR70||BGM_Empty:ここで負けるなんて……
MAB38Mod(0)M38||BGM_War:こんなところで負けるわけないじゃない。
AR70(0)AR70||:待ちくたびれたわ。+でも、どうやってここへ?指揮官さまは、1ヶ月間経過観察するって……
MAB38Mod(0)M38||:早くみんなをサポートしたくて、メンタルアップグレードを申請したの。//nそうすれば、観察する必要もなくなるから。
BOSS-1(0)スケアクロウ||:フフ、スクラップが2つになったようですね。探す手間が省けましたわ。
AR70(0)AR70||:チッ、認めたくないけど……+鉄血の性能はあたしたちより上だわ。+援軍がなければ……
MAB38Mod(0)M38||:援軍?私が援軍だよ。+さぁ立って、AR70。二人でコイツを潰そう。
AR70(0)AR70;MAB38Mod(0)||:……カッコいいこと言うじゃない。+でも、本当に大丈夫なの?
AR70(0);MAB38Mod(0)M38||:私はもう第一歩を踏み出した。+AR70は、ついてきたくないの?
AR70(0)AR70;MAB38Mod(0)||:へぇ?+フフッ、なら、あたしも連れてってもらおうかしら。
BOSS-1(0)スケアクロウ;MAB38Mod(0)||:遺言はそれだけですか?//n何をしようと、あなた方は失敗する運命にありますわ。//nここでスクラップにして差し上げましょう。
BOSS-1(0);MAB38Mod(0)M38||:私たちが失敗?出来るものならやってみなさい――
MAB38Mod(0)M38||<白屏1>:あなたに、グリフィンの最先端装備の力を見せてあげる!
MAB38Mod(0)M38||183<白屏2><黑屏1>:「失敗した私」なんて、もう怖くない……+たとえ失敗しても、私を待ってる人がいるから。//n私よりも先に、立ち上がる人がいるから。+だから、私は一歩ずつ前に進めばいい――//n私の本当の変化は、これから始まるんだ!