()||BGM_Empty9<黑屏1>0,10: ()||<黑屏2>9:…… ()UMP45||:私と9は別の部屋でアップグレードするわ。//nもし先に終わったらリビングの方で待ってて。 ()416||:分かった。//nで、デール、なんで自分の家に帰るのにこんなコソコソしなきゃいけないの?//nまるで泥棒をやってるみたいな気分になるわ。 ()デール||AVG_door_storehouse:ああ……これには複雑な事情があるんだ。//nこっちこっち、地下室に入ったらもうそんなに警戒しなくていいよ。 ()416||:あんたの秘密基地には毎度嫌な思いをさせられるわね…… ()デール||:いいだろ別に!//nなんたって、ここには半径100キロ以内で最先端の人形アップグレード設備が揃ってるんだから、文句ばかり言うなよ! ()416||<黑屏1>:はぁ……なんで45の知り合いってこんな変なやつばっかりなの……//nG11、早く起きなさい!起きないとデールがあんたを洗濯機に改造するわよ! ()||70<睁眼>: G11(0)Gr G11||BGM_factory:あわわわ……なんだ、デールの人形基地じゃん……//nおお――しばらく来ないうちになんかいっぱい増えてる。 NPC-Deele(0)デール||:へへへ、人形メカニックとして、//n三か月ごとに設備を追加しないと時代に遅れるからね。 G11(0)Gr G11||:わぁ、このヘッドホン初めて見た!//nかっこいい!好き!試しに聞いてみてもいい? HK416(0)416||:勝手に触っちゃダメよ、万が一壊したりしたらどうするのよ。 NPC-Deele(0)デール||:気に入ったならやるよ。+でも416の言う通り、まずはやるべきことをやっとかないとな。+せっかく僕の秘密基地に来たんだから、まずは定例の身体検査だ! G11(0)Gr G11||:うえぇ……そういえばこの機械フェチの変態に体を検査して//nもらわなくちゃいけないんだった……気持ちわる…… HK416(0)416||:平気よ、私が隣で見てるから。//nデールが変なことをしたらすぐその場で頭に風穴を開けてやるわ。 NPC-Deele(0)デール||:ちょっ、失礼だな!//n僕は人形の体なんかよりも人形の中身の方に興味があるってのに…… G11(0)Gr G11||:それ、なおさら気持ち悪いよ…… HK416(0)416||:心配しなくてもいいわ、さっきの発言は全部録音してあるから。//nあとでシーアに送って、ついでにそのイカれた頭を修理してもらおうかしら。 NPC-Deele(0)デール||:おいこら!アップグレードしてくれって頼んできたのはお前たちの方じゃないか!//nそんなこと言うんなら別料金を取らせてもらうぞ!+こっち来て大人しく横になって、G11。 ()||:デールは来客たちと口論を繰り広げつつも、G11を修理台に寝かせた。 G11(0)Gr G11||:まぁ、デールの基地なら安心して寝れるし、それだけは悪くないね。+でも色んな設備を買う余裕があるなら、//nもっと寝心地のいいベッドにすることはできないの?//nこの枕相変わらず硬いよ。 NPC-Deele(0)デール||:あのさ、これは修理台であってベッドじゃないんだよ……+……まぁ寝心地のいいタイプもなくはないけど、//nそれが欲しければさっさと金を返すよう、お前らのボスに言ってこいよ。+んじゃ、これからスリープモードに入るよ、いい夢見てきな。 G11(0)Gr G11||:うん。じゃ……おやすみ…… ()||AVG_tele_connectBGM_Empty:デールがコマンドを入力すると、G11はゆっくりと瞼を閉じた。//nそれと同時に、コンピューターの画面に表示されたバーが進み始める。+G11が完全に眠りにつくと、416はデールに問いかけた。 HK416(0)416||BGM_Room:デール、G11の様子はどう? HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:ターシャリレベルまでスキャンするんだから結構時間かかるよ、//nもう少し待ってくれ。+それに、それはむしろ僕が訊くべきことだろ? HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:あらそう? HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:普段G11と一緒に行動しているのは僕じゃないからね。//n最近の様子なんて分からないよ。+ここ数か月で再発したことあった?//n何かを忘れたとか、言葉の辻褄が合わないとか、そういう症状はなかった? HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:それは……前回のメンタル崩壊から一年、何もなかったわ…… HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:最先端の射撃管制コアをつけたのは少し無茶だったけど……//n今の感じだと、やはり僕の技術に問題はなかったみたいだね! HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:そう…… HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:安心しろって、「何もないのが一番いい」ってよく言うだろ?+ちゃんとした戦力になってるからこそ、//nG11はお前たちと一緒に冒険できてるってわけだ。 HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:でも、やはりこの子には負担が大きいと思うわ。 HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:G11自身が何も言っていないんだったら、//n現状に満足してるってことじゃないか?+そうだ、45から聞いたんだけど、//nお前も電子戦モジュールのアップグレードするんだろ?+もしターシャリレベルでのアップグレードが必要なら、お前もG11と同じくスキャンを受けないとね。//n内部スペースに余裕があるかどうかも確かめないと。+なんなら今一緒にやったらどう?時間の節約にもなると思うよ。 HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:私はもともと電子戦タイプじゃないし、そこら辺を弄ったことも全然なかったわ。+そのモジュールの類をつけたら……私はもっと強くなるの? HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:正直、45がどういうつもりなのか、僕にも分からない。//nしかしそう決めた以上、きっと何か目的があるんだろう。+もし新しい電子戦モジュールを付け加えた後、スペースにまだ余裕があるんだったら、他にもいくつか使える戦闘プログラムを入れておくよ。+もちろん、追加のサービスだから追加料金も発生するけど!//nどう?試してみる? HK416(0)416;NPC-Deele(0)||:いいわよ。どうせ私が払うわけじゃないし、全部45につけておいて。 HK416(0);NPC-Deele(0)デール||:へへへ、んじゃ、僕秘蔵の一番いいものを試してやるよ。 NPC-Deele(0)デール||:お前はこっちの修理台で寝てて。 ()||:416はもう一台の修理台で横になった。//nしかしデールはコンピュータを起動しメンタルスキャンの準備をしながら、//n416の表情が少しおかしいことに気がついた。 NPC-Deele(0)デール||:……ん?緊張しているのか? HK416(0)416||:なにを……//nそんなことないわよ。 NPC-Deele(0)デール||:メンタルのフルスキャンは初めてか?+もしそうなら、なるべくリラックスした方がいい。//nメンタルの感情シミュレートが激しすぎると、//nプログラムが止まっちゃうこともあるから。 HK416(0)416||:別に初めてじゃないわよ……//n今はそんなこと話す気分じゃないわ、さっさと始めてちょうだい。 NPC-Deele(0)デール||:はいはい、じゃ、いい夢見てきな。 ()||<黑屏1>BGM_EmptyAVG_tele_connect:416はそう言って瞼を閉じた。デールはため息をつくと、//nスキャンプログラムの開始ボタンを押した。 ()||<黑屏2>9:…… ()416||:(前回メンタルのフルスキャンを行ったのって……あの時……だよね。) HK416(0)416||:……射撃管制コアを外して転属、ですって?//nどうして!今回の作戦のために、ずっと準備してきたじゃない! HK416(3)416||:M16、あんた本気なの?理由すら教えてくれないの?//n私が役立たずなのか、それとも何か間違えたのか、//nせめてそれぐらい答えなさいよ! HK416(0)416||:………… HK416(0)416||:………… HK416(0)416||:どうして……答えてくれないの…… HK416(3)416||:こんな屈辱、こんな結末……私は絶対認めないわ! ()416||:どうしてまた昔のことを…… ()416||<黑屏1>:このスキャンプログラム、ほんと最悪ね。 ()||<黑屏2>88:…… ()||BGM_Sneak:ねぐらとなった廃棄倉庫の一角から身を起こし、//n416の新しい一日が始まった。+ポケットからボロボロの地図を漁りだし、//nいくつかのマークの間で視線を泳がせた。 HK416(0)416||:(この前はC区とD区に行ったけど、さすがにこの二つのエリアは近すぎる……今日はF区に行こう。) ()||:グリフィンの戦術人形だった頃、416はI.O.P.の最新メンテナンスドックと充電設備を使えていた。//nしかし今の彼女は、そんなものとは無縁の逃亡人形に過ぎない。+ゴミ箱の中の蓄電池や、壊れた車の中から取り出した古いバッテリー、//nこれらが今の416にとって、不本意ながらも欠かせない生命線となっていた。+その上、今の416は逃亡状態にあるため、//nこのようにただバッテリーを収集するだけでも相当なリスクが伴っている。+目的地を決めた416は壁の一角から短い鉛筆を取り出し、//n地図にマークをつける。 HK416(0)416||:(ライセンスの期限が切れて、一番基本のマップ機能すら使えないなんて……クソが……) ()||:思わず、416は指に力を込めた。//nそれでも、目の前の地図を握りつぶしたいという気持ちを必死に抑え、//nただ自分の唇を噛み締めた。 HK416(0)416||:(こうして辛うじて生き延びるぐらいなら、任務中に破壊されていた方がマシだったかもしれないわね。どうせ任務の途中で離脱したら処分されるんだし……)+(いや、そんなの絶対認めない!私はエリート人形よ、ガラクタになり下がるわけには!) HK416(0)416||<黑屏1>:(そうよ……だから私は輸送車から飛び降りた。射撃管制コアは外されたけど、銃だけは奪い取ってきた……)+(私は絶対グリフィンに戻る。//n戻って、エリート人形としての役目を果たすのよ!) ()||<黑屏2>168AVG_footsteps_cave:416は立ち上がり、倉庫の外にある街へと歩を進めた。 HK416(0)416||<黑屏1>:(私は生き続ける、あんたが私の怒りに向き合う、その時まで。) ()||<黑屏1>9BGM_Empty:…… ()||<黑屏2>:目的地へ向かう途中、416は何人かの民生用人形を見かけた。+オシャレな服を着た者や、トートバッグを持って買い出しに来た者、//n店で働いている者など、416とは全く違う生活を送る者ばかりだった。 HK416(0)416||BGM_Wake:(こんな彼女たちでも、今の私なんかよりはずっと……) HK416(0)416||<黑点1>:(M16……私をこんな目に遭わせて……絶対に許さない。) ()||<黑点2>168:416は大通りを避けていくつかの裏道を通り、//nとあるショッピングモールの裏口に着いた。 ()||:人が全然来なさそうな小道に、大きなゴミ箱がずらりと並んでおり、//nその周囲には未開封の食べ物や機械のパーツが散らばっていた。+しかし、先客に一人、小柄な銀髪の少女がいた。 G11story(0)銀髪の少女||:え…… ()||:彼女はすぐゴミ箱を漁る手を止め、突然現れた416を見つめながら何歩か後ろへと下がった。 HK416(0)416||:捨て子?いや、その体の破損は……人形か。+このエリアってやけに廃棄人形が多いみたいだけど……//n警察の管理が行き届いていないのかしら? ()||:などと416が考えている間、その銀髪の少女はずっと緊張した面持ちで416の銃を見つめていた。//n416はいたたまれない気持ちになった。 HK416(0)416||:いやその……別に傷つけたりはしないわ。//nあんたと同じ、ここの物を少し拝借しに来ただけ……//nこの銃に弾は込められていないし、そんなに緊張しなくても…… G11story(0)銀髪の少女||Runstep:……ひぃ!こ、来ないで! ()||:どうやら416の言葉は全く耳に入らなかったようだ。 ()||:一歩、足を前に踏み出しただけで、彼女はすぐに振り返って逃げ出した。+そのよろめきながら走り去る姿を見て、416は大きく溜息を吐く。 HK416(0)416||:まったく……まるで私が悪者みたいじゃない。+これじゃいくら収穫があっても気分が悪くなるわ。 ()||BGM_Empty:しかし416がゴミ箱をあさり始めていくらもしないうちに、//nそう遠くないところから悲痛な叫び声が聞こえた。 ()???||:ひゃああああああ――! HK416(0)416||:この声は……何があったの?+あの方向か! ()||<黑点1>Runstep:416は見つけたばかりの蓄電池を放り出して、//n周囲を警戒しつつ、叫び声の方向を確認してすぐ走り出した。 ()||<黑点2>168:…… G11story(0)銀髪の少女||BGM_Danger:いやあああああああ!!! NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:噛みついてきやがって、クソが!ガラクタの分際で生意気なんだよ! HK416(0)416||:(スラム街のチンピラ?あいつ、運が悪かったようね……) NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:ちゃんと手加減してよね。//n壊れでもしたら面倒だわ、補修したあとで売り物にするんだから。 HK416(0)416||:(な……売り物?どうやらただのチンピラではなさそうね。) ()||:バットを持った男は怒鳴りながら、//n足元で倒れている銀髪の少女を叩き続けた。 ()||:銀髪の少女は力いっぱい叫んでいたが、//n何発も受けているうちに声を上げなくなった。 HK416(0)416||:(これは……本当に潰されるわよ!何とかしないと……)+(でも今の私は最低限のエネルギー消費で辛うじて動作を維持しているだけ、//n二人相手じゃ絶対勝てないし、あいつを連れて逃げるなんて……)+(銃を持っているとはいえ、弾もないし……) NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:ようやく大人しくなったな。 ()||:男は少女の髪を掴んで、地面から引っ張り上げた。 NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:外側に少し傷がついただけだ、大丈夫だろ。 NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:こんな上等な品は久しぶりね。//n今日は運がいいわ、帰って納品しましょう。 HK416(0)416||:(ああもう……グズグズしてる場合じゃない!) ()||Select:416は銃を構えて、角の後ろから跳び出した。 HK416(3)416||:なにをしているの、今すぐやめなさい! ()||:416の登場にチンピラ二人は驚き、//n男が咄嗟に手を離すと、銀髪の少女は地面に倒れこんだ。 NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:誰だ?!+しまった……戦術人形?!まさかサツか? NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:違うわ、サツなら一人だけなはずない…… ()||AVG_tele_connect:そう言って、女はデバイスを取り出し、416の方にカメラを向けた。//n間もなく、彼女はニヤリと不気味な笑み浮かべた。 NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:ビンゴ、これはカモがねぎをしょってきたってとこかしら?//nこいつ、なんのプロトコルとも繋がってないわ、100%の違法人形よ。 NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:この見た目で違法人形か?//nハハハハハハ、今日は大漁だなぁおい!+そこの雑種!よく聞け! ()||ClothingUp:男はバットを捨て、コートの中に隠してあった拳銃を取り出し、//n416に突きつけた。 NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:俺だって銃を持ってるんだぜ。//nフッ……てめぇら人形は、人間を傷つけることを許されてねぇんだろ?//nなに威張り腐ってんだ?ああん? HK416(3)416||:……できないとでも思っているの? ()||AVG_weapon_reload:男は鼻で笑って、銃に弾丸を込めた。 NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:ここいらで名を馳せてる筋者でも、人形の根本規則を書き換えれる者はいねぇ。//nてめぇ如きの捨てられた違法人形が、俺を撃てるってのか?+俺の銃には規則も制限もねぇ、てめぇら人形とはわけが違うぜ? NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:ちょっと、気をつけなさいよね!//n弾痕でも残したりしたら、高く売れないじゃない! HK416(2)416||:フッ……私は本物の戦術人形よ。+あんたたちだけで、私に勝てるとでも? ()||:強がって反論をしたはいいが、416のメンタルでは全ての可能性をはじき出し、//n自身が極めて不利な状況に置かれていることだけははっきりしていた。 HK416(0)416||:(あいつらまでの距離は10メートル……//nさっきは阻止するのではなく、そのまま突っ込むべきだったか……)+(あいつの銃を奪えるか?でも銃を奪ったところで、//n攻撃の動作はシステムに強制停止させられる可能性が高い……//nそれだともっとまずい状況に……)+(クッ、少し脅かしたら逃げると思っていたのに……) NPC-PasserbyM(0)チンピラ(男)||:口だけは達者のようだな、んじゃあてめぇの頭に、//n新しい充電ポートを開けてやるよ――ぐぁ! NPC-PasserbyF(0)チンピラ(女)||:なに――ひゃっ! ()||BGM_Empty:突如倒れた男女両名に416は一瞬戸惑った。//nしかしよく見ると、二人は拳半分の大きさの石に頭を撃たれ気絶したようだった。 HK416(0)416||BGM_stage1:石……?誰が? UMP9(0)???||:45姉、どうどう?//nわたしずっとスリングショットを練習してたんだよ。 UMP45(0)???||:上手になったわね……//nおや、どうやら困惑している正義の味方がいるみたいよ。 ()||:顔に傷のある人形二名が、建物の陰から出てきた。 ()||<黑屏1>:そのうちの一人が416に向けて、意味ありげな笑みを浮かべた。