()||BGM_Room73:グリフィンの訓練場にて。 ()||:ブレンは一人で射撃訓練を行っていた。 BrenMK(0)ブレン||:今日もダメか。+リロードの速度は上げられるだけ上げた。射撃の精度だって……+クソッ、もう一度よく考えろ。このまま足踏みしているわけには//nいかないんだ……あいつらのようになるわけには…… Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:こんばんは、ブレン。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……ウェルロッド隊長。こんなところに何の用だ? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:もちろん、あなたを探していました。+一日中、ここに籠りきっているようですね。+いくら鋼鉄と称される程の戦士といえど、//n晩御飯によるエネルギー補給くらいは必要だと思いますが。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:そのためだけに来たのか。だが、とんだ無駄足だったな。+今は食欲が湧かないんだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:そうですか、本当は落ち着いたところ所でお話をしたくて伺ったのですが……//n空腹を感じていないのであれば仕方ありません。単刀直入に伝えましょう。+L85A1とIDWがあなたを心配しています、ブレン。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……そうか。で、それがどうした?+戻りに行って、ニコニコしながらあいつらに//n「私は大丈夫、平気だよ」とでも言って欲しいのか? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:いえ、そんなことお願いしても無駄なのはわかっていますから。+私は知りたいのです、いまあなたがそうして機嫌を損ねている理由を。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:お前には関係ないことだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:あります。私は隊長なんですよ。+隊員の瀕している困難を把握し、心にかかった霧を//n払ってあげられてこその隊長でしょう。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……ただそれだけのためなのか。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:自身の責務を果たすことも、正義の一環ですから。+不満に思っていることや、不審に感じていること。//nどんなことでも耳を傾けましょう。+話してください、ブレン。//n一緒にそれを解決するための方法を探りましょう。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:そうか、だったら私を抜けさせてくれ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:抜ける?お茶会をですか?+それでしたら、L85A1とIDWに直接伝えればいいでしょう……//n何故未だに不機嫌なのですか? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:抜けたいのはお茶会じゃないんだ、ウェルロッド。+私をお前の小隊から抜けさせてほしい。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:なっ!?+……それはどうしてですか? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:この小隊に私が合わないからだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:……そう思い至った理由を尋ねても? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:自己鍛錬を怠り、くだらないお茶会ななんぞにかまける。+そんなだらしのない部隊にいたら、私はいつまでも強くなれないままだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:ちゃんと休息することもまた、正義の使者にとっては大切な事ですよ。+それに強くなる方法だって一つだけとは―― BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:つまらない説教はそこまでにしてくれないか、ウェルロッド。+私には私の方法があるんだ。 Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:……+わかりました、ブレン。+既に覚悟を決めているのであれば……。今後のあなたの武運を祈ります。 ()||:ウェルロッドは身を返し、その場を後にした。 BrenMK(0)ブレン||<黑屏1>:ようやく……邪魔物が全て消えたか。+フッ……エリート人形と言えど、あの程度のものか。 ()||82BGM_Empty<黑屏2>:数日後。 IDW(0)IDW||BGM_Wake:ブレン……本当に行ってしまうのにゃ?+ブレンがいなくなったら、私さみしいにゃ…… BrenMK(0)ブレン;IDW(0)||:私はむしろ清々してるがな。+耳障りな甲高い声を聞かされることが、もうなくなるんだから。 BrenMK(0);L85A1(0)L85A1||:その、ブレン……もう一度よく考えてくれませんか?+ここまでずっと、一緒に頑張ってきたわけですし…… BrenMK(0)ブレン;L85A1(0)||:よく考えた結果がこれだ、L85A1。+お前たちは心置きなくお茶会を楽しんでくれ。//n私の代わりとして指揮官が連れてくる奴もきっと、//n喜んで参加してくれるだろう。 BrenMK(0);L85A1(0)L85A1||:ブレンは……これからどうするんですか? BrenMK(0)ブレン||:もちろん最前線のエリート小隊の元へ向かう。+私は強くなってみせる……私の名前を知らない者などいなくなるほどに。+それじゃあ、私は行ってくる。 ()||:ブレンは荷物を持ち上げると、そのまま振り返ることなくそこを発った。 L85A1(0)L85A1||:ウェルロッド……本当にこれでよかったのですか? Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||<黑屏1>:いいんです。+お互いの歩む道が、今は少し違えただけですから……+きっといつかまた、私たちの道が交わる時がくるはずです。+その時、私たちは知ることになるでしょう。本当の「強さ」の何たるかを。