()||88BGM_Sad:……とある廃棄倉庫の中にて。 BrenMK(1)ブレン||:クソ……こんなところに閉じ込められるとは…… BrenMK(1)||:ブレンは倉庫の門の裏に寄りかかっていた。+ボロボロの門に出来た隙間から外を覗くと、そう遠くない場所から//n鉄血がこちらへどんどん迫ってくるのがわかる。 BrenMK(1)ブレン||<黑屏1>0,3:私がもっと速く動けていれば、こんなところに追い込まれるなんてことは……+新しい小隊に入ったんだ、私は強くなっているはずだ! ()||9<黑屏1>0.3:――本当にそうか? ()||:エリート人形のいる小隊に編成されてからというものの、//n私は皆についていくだけでも精一杯だった。+それも一時的なものだろうと、自分に言い聞かせてあの時はやってきたが……//nこの状況は、さすがにそんなことで誤魔化せることではない。 BrenMK(1)ブレン1.5||:クソッ、クソったれ!+どうして私は強くなれないんだ!どうしてッ!!! ()||<黑屏1>0.3:――本当は初めから気付いていた。 ()||:私ではエリート人形のように強くはなれないと。+どれだけ努力しようと、自分の限界を越える事は出来ない。+私はここで、ただ黙って足踏みしていることしかできないのか? BrenMK(1)ブレン||<黑屏1>0,0.3:エリートのやつらの背中を、眺め続けているしかないっていうのか……?+そんなもの、受け入れて堪るか!+だが……私は一体どうしたら…… ()||88<黑屏2>0,0.5:ブレンはもう一度立ち上がり、自分の銃を掲げた。 BrenMK(0)ブレン||:……こんなところで、ただ死ぬを待っているわけにはいかない。+もう一度会うことがあれば、あいつに聞いてみるとするか……+ウェルロッドに…… ()||Gunfight:倉庫の外から銃声が響く。 BrenMK(0)ブレン||<白屏1>0,2:なんだ!? Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||<白屏2>0,0.589:ブレン!+大丈夫ですか! BrenMK(0)ブレン||:ウェルロッド!?+どうしてここに! BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:ちょうどこの近くで任務に当たっていた私たちに、//nここを支援するよう指揮官の指示を受けたのです。+どうやら正義の鉄槌を下すチャンスが来たようですね。//n話はあとです、まずは目の前の状況を片付けましょう。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……ったく、余計な真似を。+お前らが来なくたって、私一人で…… BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:それはわかっています。+ですが、今は協力してください。//nこの罪深き鉄血たちを成敗するのです! BrenMK(0)ブレン||<黑屏1>:……あぁ。いくぞ、ウェルロッド。 ()||9<黑屏1>GunfightBGM_Empty:……+……戦闘終了。 ()||BGM_Wake<黑屏2>2:グリフィン小隊の臨時合流地点にて。 L85A1(0)L85A1||:うぅ……ブレンが無事で本当によかったです!+ここに敵に囲まれたと聞いて、心配してたんですよ私たち! BrenMK(0)ブレン;L85A1(0)||:……大したことじゃない。+ところで、もう一匹はどうした。 BrenMK(0);L85A1(0)L85A1||:IDWのことですか?+彼女なら臨時メンテナンスへ行きましたよ。でもすぐにミーティングに戻ってくると思いますわ! BrenMK(0)ブレン;L85A1(0)||:チッ……あのバカ猫、またやられやがったのか。+あいつを看に行ってやってくれ……+私はウェルロッドに話がある。 BrenMK(0);L85A1(0)L85A1||:……はい。+その……ブレン、任務が終わったら……お茶会でもいかがですか? BrenMK(0)ブレン;L85A1(0)||:……考えてやる。 BrenMK(0);L85A1(0)L85A1||:どちらでも構わないので……返事くらいは聞かせてくださいね? BrenMK(0)ブレン;L85A1(0)||:ああ。 L85A1(0)L85A1||<黑点1>:はい!では、また! ()||<黑点2>:L85A1はその場を後にした。 Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:ブレン、話とはなんでしょう? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:ウェルロッド……お前はどうしてそんなに強いんだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:なぜそれを? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:私は今までずっと、強くなりたい一心で頑張ってきた。+だがどんなに努力しても……//nお前のようにはなれなかったんだ……お前のようなエリート人形に。+戦っている時も、そうじゃない時も、お前はいつだって優秀だった。+教えてくれ、ウェルロッド。どうしてお前はそれほどまでに強い? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:それは、私がエリート人形だからです。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:そんな答えが聞きたいんじゃない!+お前にもおかしなメンタルモデルが入ってることはわかってる。//n陰気で、頭が固くて、喋ることはいつだって説教臭い!+そのクセ向上心のない奴は放任して、//n最後にはきちんと任務を遂行し切る。+いつも意味不明な事を言ってるのに、//nみんなからも好かれているときたもんだ…… BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:ブレン…… BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:強くなるために色々なものを棄ててきた。//nそれでもエリート人形には追い付けないというのか私は……+クソ、どうしてお前みたいなやつが……インチキもいいところじゃないか…… BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:ただ強くなるためだけに強くなる。//nあなたの限界はそこにあったんです、ブレン。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:何故だ? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:私が強い理由、それは――+正義を守り続けているからです。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:強くなるには「正義」を守れ? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:いいえ、違います。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:だったら、何が言いたいんだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:正義を守り抜くには、大きな力が必要です。+より大きな力を持ってこその正義なのです。+であれば私は、正義を守り続けるために強くならなければいけません。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……な、なにを言ってるんだ?+まるで意味が分からないぞ…… BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:あなたは言っていましたね、ひたすら強くなりたかったのだと。//nではあなたにとって、本当の強さとは何なのでしょう、ブレン。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:ならウェルロッド……+逆に聞くが、お前にとっての本当の強さは何なんだ? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:強さとは、より優秀な数値の事でも、//n誰かを屈服させられるかどうかという事でもありません。 Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:荒れた大地に植えられた理想という名の種子は、信念と努力による潤いによって、いつしか天に触れるほどの大樹にまで育つのです。+自分の目指すものを見失わず、地に足をつけて着実に歩む。+それを最後までやり遂げられる心こそが、皆の言う「強さ」なのです。 BrenMK(0)ブレン||:……ウェルロッド、お前またおかしな事を。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:何時如何なる時も正義を貫き通す――それが、私の強くなれた理由です。+ブレン、あなたはどうでしょう? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:私は…… BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:探すのです、ブレン。+そうすれば自ずと強くなれますよ。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:軽々しく言ってくれるじゃないか……+そう簡単に見つかるものでもないだろう。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:あなたなら見つけられると信じています。+あなたの成したいこと、あなたの果たしたいと思う「役割」を。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:だがウェルロッド……私にはもう、これ以上の力の向上は望めないんだ。 BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:私はそうは思いませんよ、ブレン。+あなたは強くなれます……その資格がある。+ただきっかけがなかっただけです。 BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:……きっかけ? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||:いい方法を閃きました、聞いてみますか? BrenMK(0)ブレン;Welrod(0)||:方法、だと? BrenMK(0);Welrod(0)ウェルロッドMkⅡ||<黑屏1>:そう、それは――