()||8BGM_Sunshine:グリフィン司令室にて。 MG5(2)Gr MG5||:指揮官、任務か? MG5(2)||:連絡を取ると、クリスマス衣装のMG5はすぐに司令室まで駆けつけてきた。+この子もきっとこの日を楽しみにしていたはずだけど、これから彼女に頼む用件のことを考えると、申し訳ない気持ちにならざるを得ない…… MG5(2)指揮官||:知っての通りだけど、こういう祭日になると、どうもハメを外した人形たちが出てくるんだよ。+そこで、イブのパーティーに問題が起きないよう、君に現場の警備をお願いしたい。 MG5(2)Gr MG5||:そうか、分かった。問題ない。 MG5(2)指揮官||:ただ、サンタ狩りを目論んでいる悪い子たちには、武力に訴えることになるかもしれない…… MG5(2)||:MG5は暫く黙っていた。 MG5(2)Gr MG5||:構わん。+痛みを知らなければ成長はできない、これは人形も同じだ。+メンタルモデルの揺らぎで過ちを犯してしまう前に、仲間である私たちが灸を据えるのもいいだろう。 MG5(2)||:MG5の言葉にはどこか悲壮感が漂っていた。//nそれにより、申し訳ない気持ちはますます強まった。 MG5(2)指揮官||:こんな任務を頼んで申し訳ない、MG5……+引き受けたくないのなら無理しなくてもいいよ…… MG5(2)Gr MG5||:悪い子にはムチが必要さ。それが仲間ならなおさらだ。+指揮官もあの子たちを思ってのことなのだから、謝らないでほしい。+この任務、ぜひ私に任せてくれ。 MG5(2)指揮官||<黑点1>:わかった、MG5。あとは任せたよ。+もちろん、君一人に押しつけるつもりはない。//n万全を期して、他に助っ人は用意してある。 ()||83<黑点2>BGM_Empty:12月24日の夜。+人形たちはクリスマスツリーを囲んで、基地の小さな広場でサンタさんがやって来るのを待っていた。 ()||BGM_Room:MG5は人だかりには混ざらず、壁際に積み上げられた物資箱の上に座り、広場の様子を観察していた。+サンタさんがプレゼントをいっぱいに積んだソリを引いて広場に入ってくると、わっと歓声が上がった。+興奮する人形たちの中に、怪しい挙動の者どもをMG5は見逃さなかった。 MG5(2)Gr MG5||:仲間を撃つような真似はしたくなかったが……//n仕方ない。 ()||Reload:MG5はゴム弾をフルに装着したベルトをレシーバーにセットした。+背の低い人形が数人、シャンパンボトルを抱えて人の群に現れた。+基地内の人形は閃光弾や発煙弾などの装備を手に入れることはできない。//n騒動を起こすなら、手元にあるものを利用するしかないのだ。 MG5(2)Gr MG5||:まったく、その悪知恵を戦いで生かせばいいものを。 ()||:彼女たちはシャンパンを振り、瓶の口をサンタに向けようとしていた。//nMG5は呆れた表情で銃を構えた。 MG5(2)Gr MG5||:こんな馬鹿げた思いつき……メンタルの限界がその程度ということか。+どれだけ人に迷惑をかけるかも考えずに行動するとは、やはりお仕置きが必要だな。 ()||BGM_Empty<震屏>:人形たちが今にもコルクを抜こうとしたとき、鈍い銃声が広場の上空を横切った。+人形たちは栓に触れる間もなくバタバタと倒れ、辺りは急に静まり返った。+すると、我に返った人形たちが、今度はサンタのソリに襲いかかろうとした。 格里芬人形()グリフィン人形||BGM_Battle:こうなったら勝負に出るしかない! 格里芬人形()グリフィン人形||:同志の犠牲を無駄にするな! 格里芬人形()グリフィン人形||:プレゼントのためよ!かかれーっ! MG5(2)Gr MG5||:……あいつらのメンタルモデル、どっかの回路がショートしてるんじゃないか? ()||Gunfight:MG5は引き金を引き、ゴム弾が次々と放たれる。+そのとき、広場のもう一方からも銃声が聞こえてきた。//nこうして、プレゼント強奪を試みた部隊はあっという間に鎮圧された。 FAL(2)FAL<通讯框>||:まったく、手のかかる子どもたちね。 MG5(2)Gr MG5;FAL(2)||:お前が指揮官の言っていた助っ人か、FAL。 MG5(2);FAL(2)FAL||:あと、屋上にいるトナカイさんもね。 MG5(2);FAL(2)||:FALはジャケットの襟を立てた。 FAL(2)FAL||:寒いわ。//nMG5、ここ任せてもいい?+この格好じゃ運搬作業には向かないしさ。 ()||BGM_Empty:FALはそう言って立ち去った。+MG5は地面に倒れた人形たちを見回し、ため息をつく。//nそれから彼女たちのそばにしゃがんで、頭を軽くはたいた。 MG5(2)Gr MG5||GF_Memorial:ほら、いい加減起きろ。 MG5(2)グリフィン人形||:うぅ……いたっ! MG5(2)Gr MG5||:痛い目に合いたくなければ、二度とこんな馬鹿な真似はよすんだな。 MG5(2)グリフィン人形||:でもクリスマスプレゼント……欲しかったんだもん。 MG5(2)Gr MG5||:サンタはそれぞれに見合ったプレゼントをちゃんと用意している。+それに独り占めするより、仲間と喜びを分かち合った方がずっといい気分じゃないか? MG5(2)グリフィン人形||:一理あるかも。+じゃ……私たち、まだプレゼントもらえるの?//nサンタさん、怒ってない? MG5(2)Gr MG5||:ちゃんと反省ができる子なら、サンタも許してくれるさ。+ほら、サンタに謝って、プレゼントの列に並ぶんだ。 ()||:さっきまで起き上がる気力もなかった人形たちは、たちまち元気を取り戻し、軽やかな足取りでプレゼントの列に加わった。+そんな彼女たちの後ろ姿を見て、MG5は肩の荷が下りたように大きく息を吐いた。 MG5(2)Gr MG5||:一件落着と…… MG5(2)指揮官||:よくやったよ、MG5。 MG5(2)Gr MG5||:指揮官、実は私、ちびっ子は苦手なんだ……+G36やスプリングフィールドなら、もっと上手く対処できた思う。 MG5(2)指揮官||:いや、君はよくやったよ。+というより、君こそがまさに適任だったと思っている。 MG5(2)Gr MG5||:……え? MG5(2)指揮官||:君のおかげで、あの子たちも教訓を得ることができたからね。+これからも、君がそばについてあげれば、あの子たちは仲間の大切さをより深く理解してくれるはずだ。 MG5(2)||:MG5は黙っていたが、しばらくすると笑顔でうなずいた。 MG5(2)Gr MG5||:そうだな。+そうすれば、あの子たちだけで単独任務に出向かせるのも、心配がなくなる。 MG5(2)指揮官||:さて、今日の任務はここで終了だよ。+MG5もプレゼントをもらいに行きなよ。 MG5(2)Gr MG5||:指揮官、あなたは? MG5(2)指揮官||:まだ仕事がいくらか残ってるからね。+あとでパーティーで会おう! MG5(2)Gr MG5||:了解だ、指揮官。+そ……その、皆指揮官とのディナーを楽しみにしている。//nあまり遅れないでくれ。 MG5(2)指揮官||:すぐに片付けて戻るよ。+あとそうだ。//nMG5、もう一つだけ頼みたいことがある。 MG5(2)Gr MG5||:どうした、指揮官? MG5(2)指揮官||:あのさ……+私の分のチキンも、あの子たちの魔の手から守ってほしいんだけど。 MG5(2)Gr MG5||:ぷっ…… MG5(2)||:MG5は思わず吹き出した。 MG5(2)Gr MG5||<黑屏1>:安心しな。+指揮官のプレゼントは、この私がちゃんと守ってやるよ。