()||9<黑屏1>0,10BGM_Empty:…… ()||<黑屏2>98BGM_BattleAVG_rifle_finalshot_n:荒野に銃声が響き渡り、その残響が消える。//nそうして戦場に再び静寂が戻った。+M16A1は銃を下ろすと、グローザへと視線を向けた。+グローザが彼女にクリアのハンドサインを送ると、M16は頷く。 M16A1BOSS(0)M16A1||AVG_amb_wilderness:少々時間がかかり過ぎたようだ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:まさか日を跨ぐなんてね。//nここまで逃げられたのも完全に予想外だったわ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)||:M16A1が彼女の目線の方向に顔を向け、基地の方向を見やった。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:指揮官に報告しておいてよかったわね。//nけど今の時間だと……あの子たちはもうパーティーを始めている頃かしら。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:楽しみだったのか? M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:まぁ、そうね。//n賑やかな雰囲気の中、大勢で食べて、話して、平和を享受する……+銃をぶら下げてるより魅力的だとは思わない? M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||AVG_tele_connect:確かにな。あとは酒が出れば言うことなしだ……//n行こう、急いで帰れば終わりには間に合うかもしれん。+本部、こちらM16A1。任務が完了した。//nしかし基地までかなりの距離がある。//n第九戦闘区域の三番飛行場へ、ヘリを寄こしてほしい。 M16A1BOSS(0);NPC-Kalin(0)カリーナ<通讯框>||:了解しました!少々お待ちくださいね~ M16A1BOSS(0)M16A1;NPC-Kalin(0)||:感謝する。 M16A1BOSS(0)||AVG_tele_disconnect:カリーナの軽快な口調にM16A1の緊張が少し解れた。+戦場に彼女たち以外に動くものはいない。//nM16は目を閉じ、戦闘の緊張をほぐそうと、//nゆっくりとメンタルを落ち着けた。 OTs14(0)OTs-14||:ヘリが着いたわ、行きましょう。 ()||:ヘリのけたたましい音を聞きながら、彼女たちは帰路に就いた。 M16A1BOSS(0)M16A1||<黑屏1>:この時間だ、もうパーティーは始まっているだろう。はしゃぎ過ぎないよう、SOP IIはROのやつに捕まってるかもな。AR-15も楽しんでるかもしれん。+M4、あいつは何をしているんだろう。+楽しんでいるのか、それとも…… M16A1BOSS(0)M16A1||83<黑屏2>BGM_Empty:……まずい。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||AVG_footsteps_cave:ん?どうしたの? M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:いや……M4と一緒にパーティーに行く約束をしてたんだ。//nあいつ、私にサプライズまで用意していてな。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)||:グローザが時計に視線を向けた。//nヘリ内に沈黙が生まれる。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:あ、ごめんなさい。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:戦友だろ。気を使う必要はないさ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:大事な家族との約束なんだから、由々しい事態じゃない。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:だから…… M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||m_avg_casual:明日は花束を持って、あなたのお墓参りをしてあげるわね。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:戦友だろ?もう少しましなアドバイスをくれてもいいんじゃないか?+防弾チョッキを着てパーティーに行くのは御免だが、//nそれ以外、M4の攻撃を防ぐ手段もなさそうだ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:ならやっぱりお墓参りが必要なんじゃない。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:そうしたら地獄の底から這い出てお前も引きずり込んでやるさ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:はいはい、冗談はやめましょ。+遅れるのはもう避けられないんだから、お詫びの品でも用意してみたら? M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:だな……考えてみるよ。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)||:M16A1は長い長い溜息をついた。+こらえきれず笑いだしたグローザは、彼女の肩を叩いた。 M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:お家に着いたわよ。 M16A1BOSS(0);NPC-Kalin(0)カリーナ<通讯框>||AVG_tele_connect:おかえりなさい!グローザさんにM16さん!+パーティーはそろそろフィナーレです。指揮官さまの用意したドレスに着替えて入場してくださいね~! M16A1BOSS(0)M16A1;NPC-Kalin(0)||AVG_tele_disconnect:ドレス?+……黒か、白い髪と合わないんじゃないか? M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:グリフィンにいた頃の身分証をもとに作っているようね。//n確かにちょっと合わないわ。 M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:だが行かないのもまずい。今からこれを白で仕立て直したら…… M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:間に合わないでしょうね。+いや、M16……確かに今から白に変えるのは間に合わない。//nけどこれってM4にサプライズできるチャンスじゃない? M16A1BOSS(0)M16A1;OTs14(0)||:それは…… M16A1BOSS(0);OTs14(0)OTs-14||:人形の髪は人間のそれより交換が楽でしょ? M16A1BOSS(0);OTs14(0)||<黑屏1>BGM_Empty:グローザが投げたウインクの意味を即座に理解したM16は、//n思案にふけりつつ、ドレス片手に着衣スペースに入っていった。 ()||139<黑屏2>BGM_Hello:30分後、パーティー会場。+パーティーは終わりに近づいていた。//nM16A1はグローザに続いて脇のドアから会場に忍び込むと、//n血眼になって自分を探す人形に目が留まった。 M4 SOPMOD II(1)M4 SOPMOD II||:M16! M4 SOPMOD II(1);M16A1(1)M16A1||:SOP II、どうしてそんな場所から? M4 SOPMOD II(1)M4 SOPMOD II;M16A1(1)||:M16、どこ行ってたんだよ! M4 SOPMOD II(1);M16A1(1)M16A1||:ああ……M4のために取りに行くものがあってな。 M4 SOPMOD II(1);M16A1(1)||:SOP IIは自分が遅れてきたことに気が付いていないようだ。+M16は一人胸をなでおろすと、踵を返し歩き出した。 M4 SOPMOD II(3)M4 SOPMOD II;M16A1(1)||:……行かせない。 M4 SOPMOD II(3);M16A1(1)M16A1||:なに? M4 SOPMOD II(3);M16A1(1)||Rope:M16A1は腰辺りに突然大きな衝撃を感じた。+両腕でがっちりとM16の腰をロックしたSOP IIは、//n有無を言わさず彼女を持ち上げた。 M4 SOPMOD II(3);M16A1(1)M16A1||:な、なんだぁ!? M4 SOPMOD II(3);M16A1(1)||:突如異常な行動に出た仲間に対し、M16は少しの間驚いたものの、//n困惑の表情を浮かべるだけだった。+SOP IIから漂ってくる濃い酒の匂いが事の次第を告げる――SOP IIは酔っているのだ。+M16A1は時折顔を覗かせるサクランボの香りから、//n彼女の飲んだ酒の種類すら見抜いていた。 M4 SOPMOD II(3);M16A1(1)M16A1||:SOP II、お前なにしてるんだ? M4 SOPMOD II(3);M4A1(7)M4A1||:SOP II、あなた何をしてるの! M4 SOPMOD II(1)M4 SOPMOD II||:絶対行かせない――って、あれ?また戻ってきた…… ()||RunStep:M16が怪訝な顔をしていると、SOP IIは//n口に緑色のビスケットを放り込み、逆方向へと走っていった。 M4A1(7)M4A1||:SOP II――!+あぁ、もう追いつけない…… M16A1(1)M16A1;M4A1(7)||:安心しろよ、M4。//n他のやつが追いかけてくれるさ。 M16A1(1);M4A1(7)||BGM_Empty:M16が慰めるようにM4の肩を叩くと、彼女はすぐにきっと彼女を睨みつけた。+ほっそりとした眉はきつく寄せられ、//n優しかった目つきも鋭く変わっている。+――M16は瞬時に悟った、自らの妹が復讐を始めたのだと。 M16A1(1)M16A1;M4A1(7)||:こんばんは。そのドレス、似合ってるじゃないか。 M16A1(1);M4A1(6)M4A1||:ありがとうございます。 M16A1(1)M16A1;M4A1(6)||:……+冷たいなぁ……まぁ怒ってるんだろうけど。+これには訳があるんだが、聞きたいか? M16A1(1);M4A1(7)M4A1||:…… M16A1(1);M4A1(7)||GF_Memorial:M16A1の想像に反し、M4からの酷い説教が飛んでくることはなかった。+M16は彼女の瞳の中にかつての自分の姿を見つけた。+全てが元に戻ったかのようだ。//nだが二人にははっきりと分かっている。+遠くまで来た今の二人が戻ることはない。それに、戻る必要も。 M16A1(1)M16A1;M4A1(7)||:……M4? M16A1(1);M4A1(7)M4A1||:私……すごい長い間姉さんに会ってなかった気がするの。+数日前に会ったばかりなのに。 M16A1(1)M16A1;M4A1(7)||:あ……ははっ。+こっちのほうが馴染み深いだろ? M16A1(1);M4A1(8)M4A1||:懐かしい。+初めて会った頃みたい。 M16A1(1)M16A1;M4A1(8)||:もう怒ってないか? M16A1(1);M4A1(6)M4A1||:もう一度言ったら、遅刻したことにしますよ。 M16A1(1);M4A1(6)||:舞曲の柔らかな旋律が響き渡る。+M16A1はM4へ手を伸ばすと、彼女に向けウインクをした。 M16A1(1)M16A1;M4A1(6)||:そこまで遅くもなかったみたいだな。+Shall we dance? M4A1(7)M4A1||:もちろんです。 ()||:M4はM16の手を取ると、二人でダンスフロアに足を踏み出した。+曲が終わり、M4が離れると、M16はAR-15に手を差し出した。 AR15(3)ST AR-15||:私を? M16A1(1)M16A1||:久々の再開だからな。 ()||:回り、回る。スカートの裾がそれに合わせて舞い踊る。+M16A1はAR小隊のメンバー全員と一曲踊ると、//n最後に、手を指揮官の前に差し出した。 M16A1(1)M16A1||:さ、指揮官。+私たちの再開を祝って、あとで一杯一緒にどうだ? M16A1(1)指揮官||:…… M16A1(1)M16A1||:何を躊躇ってるんだ?気遣いあう間柄じゃないだろ? M16A1(1)||:そう聞きつつも、彼女は既に指揮官の手を握っている。//nそして新しい曲が始まると同時に、フロアへと躍り出た。 M16A1(1)M16A1||:ああは言ったが、私もこんな日が来るとは思っていなかった。//nこうしてあんたと再会して、踊るなんて尚更だ。+ダンス、なかなか上手いだろ?+あんたが人形と踊る時、男女どちらのパートなのかは分からないが、//n私は男のほうしか踊れないんだ。合わせてくれると助かる。 M16A1(1)||:彼女は指揮官の手を引き、フロア中央まで導いた。+スポットライトの下で、M16A1は指揮官に柔和な笑みを見せる。 M16A1(1)M16A1||:共に厳しい戦いを乗り越え、平和な今、共に踊れることを、私は嬉しく思う。 ()||BGM_Empty:舞曲が終わると、M16A1は指揮官の手を握る力を緩め、//n悠然とフロアの端に向かって歩き出した。 M16A1(1)M16A1||BGM_Moon:どうして踊らないんだ? M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:ここにいるのも悪くないのよ? M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:一緒に踊るか? M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:いえ、私はここで見ていたいの。 M16A1(1);OTs14(6)||:M16A1も無理強いせずに、//n彼女とステージの端に寄りかかりながらダンスを眺めた。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:何を見てるんだ? M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:あなたには何が見えてる? M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:私には平和と笑顔が見える。お前は? M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:あなたと似たようなものね。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:きっと違うんじゃないか?+分析モジュールに、性格の設定、それと経験してきたことも…… M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:そうね。けど似通ってる部分ってあるものよ。+好きな友達と家族、それに他の人たちと、//n呑気に踊って、美味しいもの食べて、いいお酒を飲む。+ただ見てるだけだと、//nこれまでの戦いが無駄骨を折ったように思えてこない? M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:お前は他人を理解するのが得意なんだろ? M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:隊長だもの。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:そうだな……//n平和と大切な人の笑顔より大切なものなんてあるのか?+私はそれらを守るためなら、この身なんてこれっぱかしも惜しくはない。 M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:自分のことをもう少し大切にしたほうがいいわよ。+けど、あなたから感動的な言葉が聞けるなんて珍しいわね。//nいつも戦術がどうとかばかりだから。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:AR-15と間違えてるんじゃないか? M16A1(1);OTs14(6)||:二人は同時に笑い出した。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:平和に乾杯。 OTs14(6)OTs-14||:乾杯。 ()||:グラスとグラスをぶつけると、二人は一口に飲み干した。 NPC-Kalin(1)カリーナ||:皆さんこちらに注目してください~~!+パーティーはいかがでしたか~? NPC-Kalin(1)人形たち||:楽しかった――!! NPC-Kalin(1)カリーナ||:では、最後の催し――今晩限定の写真展に移ります!+この催しではKSVKさんとM200さんがカメラに収めた、//nこのパーティーの準備から現在に至るまでの数々の瞬間が展示されます。+是非、自分の姿を見つけてみてくださいね!+鑑賞が終わったら、お気に入りの一枚への投票も忘れずに! OTs14(6)OTs-14||:へぇ、そんなのもあったのね。 M16A1(1)M16A1;OTs14(6)||:…… M16A1(1);OTs14(6)OTs-14||:M16? M16A1(1)M16A1||:欲しい写真を見つけたからフィルムを貰ってくる! ()||:グローザの返答を待たず、M16は写真の下に書かれていたカメラマン、//nKSVKのほうへと向かっていった。+外から戻ってきたばかりの彼女に、//nM16は大股で詰め寄ると、目の前に立ちふさがった。 KSVK(9)KSVK||:M16……? M16A1(1)M16A1;KSVK(9)||:AR小隊の写真のデータ、私に貰えないか? M16A1(1);KSVK(9)KSVK||:もちろん。記念すべき思い出は共有されてしかるべきだからな。+後ろの者たちもそう思うだろう? M16A1(1)M16A1;KSVK(9)||BGM_Empty:…… M16A1(1);KSVK(9)||BGM_Sunshine:M16が振り返ると、AR小隊の四人が立っていた。+五人は互いをしばらくの間見つめ合っていたが、//nAR-15を皮切りに、他の四人とKSVKも笑い出した。 M16A1(1);KSVK(9)KSVK||:よし、勢ぞろいしているのだから、集合写真でもどうだ? AR15(3)ST AR-15||:私は…… M4 SOPMOD II(1)M4 SOPMOD II||:いいよ! ()||:AR小隊の面々は一通り騒ぎ立てると、やっとのことでポーズをとった。+M4の肩を抱いたM16A1は、AR小隊のメンバーによって、//n中央へと押しやられ、少しの間きょとんとした。 M16A1(1)M16A1||:M4の言った通り、こうして一緒に集まれるとは夢のようだ……+そうだ。私はこの時間が一秒でも長く続くのであれば、どんな対価でも払うと…… KSVK(9)KSVK||:では撮るぞ。3、2―― ()||:KSVKの声で思考が引き戻される。//nM16はカメラを見据え、自然な笑みをこぼした。 M16A1(1)M16A1||:1。 ()||<黑屏1>AVG_The_Division_Camera:「カシャ」。